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親友

友達

親友

愛してる

この言葉を文字や言葉にするのが、基本的にあまり好きではない。
言えば言うほど嘘っぽく感じて、想いが水に浸した絵筆のように、じんわり広がって薄れて消えていきそうだから。

でも、私には唯一無二の親友がいる。

何十年も生きてきて、やっと出来た友達。
ネットとは不思議で便利で、会った事が無くても、無いからこそ、本音を言える相手もいる。

同じ様な生き方をして、でも私より前向きでタフな友達。
いつも朗らかで、天然でまさに癒し系の友達。

しかも同じ時代に生まれて、同じ時間を違う場所で生きてきた。
全くの同い年。

一言いおうが、長文であろうが、言葉たらず、誤字脱字、奥底の豪速球ストレートの気持ちを投げようが受け止めてくれたり、共感してくれたり、逆に率直に返してくれる。

不思議なくらいお互いの言いたいことがわかる。

「大丈夫」

本当に大丈夫なのか、大丈夫じゃないのか前後に言葉が何もない、たった一言で何となく察してしまう。

いつもありがとう。

きっと親友とのLINEのログは本になるくらい膨大な文字数になっているだろう。

いつか落ち着いたら会おう。

今年は別れと出会の年だったけど、きっと良い年だったんだと思う。


とか言いながら
「文字にしたら、勿体無いなぁ」
と思う相変わらず捻くれた私と、
「今だからこそカタチに残しておかないと、後悔する」と思う私がいる。