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#31 労働基準監督官の忘れられない言動①

従業員の労務管理という仕事柄、事業場の臨検があった場合には労働基準監督署の監督官とやりとりを行っているのですが、今日はそんな私が出会った労働基準監督官の忘れられない言動を書いてみたいと思います。
結構いくつもあるのでとりあえず「①」です。。


最近は事ある毎に報道もされているので、担当者でなくても聞いた事があるかも知れませんが、労働災害が起きると事業主の『安全配慮義務』が問われます。

数年前のこと、従業員が大きな労働災害を起こしてしまったときに監督署から出頭を命じられたときの出来事です。

大きな事故だったので、最悪、会社名や事業主の名前が報道されるんじゃないかとか色々マイナスの事も考えていたのですが、その時担当してくれた監督官は私たちの事を非難せず、一緒になって是正の方法を考えてくれる方でした。

普段は窓口で話しますが、この時は別室を用意してくれたり、時間も途中で切ることなく、その日のやるべきことが済むまで時間をとって付き合ってくれました。

私たちも、事実をありのまま話して事故原因の究明や、積極的に改善する姿勢でいたのも良かったのかも知れません。

結果として、最初の出頭から是正報告まで4~5ケ月かかりましたが、この監督官の的確な指導のお陰で是正対応も完了できたと思っています。この監督官は既に別の監督署へ転勤され会う事はありませんが、今でもとても感謝しています。

やはり何事にも「誠意を持って」対応することが大事だと改めて思いますね。そうすれば、相手もしっかり対応してくれます。


そんな訳で、一見、権力翳して怖そうに見える労働基準監督官ですが、今日は今まで出会った監督官の中でも特に感謝したい監督官をとりあげてみました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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