登-9 登記をしなくても物権が守られるケースを覚えよう(1)
登-8で不動産は登記登録をしないと第三者に対抗できないとお話ししました。
代表例として重複売買契約は早い者勝ちで登記を済ませた人が所有権を主張することできることがあります。
ただし、実際の契約では登記には売手、買手の同意が必要になります。
そのため、どちらに売るかは売手の意志で決まりますが、試験ではそんなことは問われません。あくまでも法律の知識を確認することが目的です。
不動産登記法は登記の方法を定めている法律です。
登-8も民法で定めています。
民法では物権の所有権を登