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FIREとデコピンと自由と不自由

いやはや皆さま、こんにちは。
カブトコインでございます。

東京オリンピック、ついに終わっちゃいましたね…。

閉会式を見ながらブログを書いている訳ですが結局、開会式とスケートボード、閉幕式しか見ておらず。

ずっと仮想通貨や株を調べて終わった毎日でした。

夢中になってたのは理由があるのです。
そう、ビットコインを始め、仮想通貨の市況が回復してるんですよねぇ!

~オリンピック開催期間(7/23~8/8)のビットコイン日足チャート~

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ハイ、たった2週間ほどで1.4倍まで伸びていますね。
今年の仮想通貨バブルの第二幕が始まった感じがいたします。

そしてバブルが始まり一獲千金のチャンスが高まると、ここ最近でてきた流行りの、あのキーワードが盛り上がりをみせる訳です。

本日のお題、「FIREとデコピンと自由と不自由」のお話です。

FIREとはなんなのか。

こちら、Wikipediaから引用です。

FIRE ムーブメント(英: Financial Independence, Retire Early movement)は、経済的独立と早期退職を目標とするライフスタイルを啓蒙するムーブメント。
この生活モデルは、ブログ、ポッドキャスト、およびオンラインフォーラムなどで共有されている情報を通じて、2010年代から大きな注目を集め、特にミレニアル世代などに人気が高まった。

簡単に説明しますと、「貯蓄や投資で金融資産を築き、定年を待たずに引退して、これらの運用益で自由な生活を楽しむ」というスタイルでしょうか。

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これらが、継続的な金融緩和による株式や仮想通貨などの金融資産の高騰、DeFiなどの技術の進化により、より達成しやすい状況が整ったため、ムーブメントがさらに加速したという側面もあります。

「お金に縛られずに自由に生きることができる!」というのを目指す方々が増えてきた訳です。


早期…?退職…?

ここからは私、カブトコイン個人が「FIREについてどう考えているのか」というお話です。

他の方々の生き方や夢を否定するものではまったくございませんので、どうかお気を悪くされたら申し訳ございません。

私も、仮想通貨や関連する株式に投資をしている身としては、「F」「I」の部分に当たる「経済的独立」は手に入れたいところです。

世の中、何が起きるか分かりませんし、お金が無ければ困りますが、あって困るものではありません。


ひるがえって「R」「E」の部分。
「早期退職」については、それほど望んではいないのです。

それは単純に「仕事が好きだから」というのもありますが、大きな理由は「仕事を辞めて完全な自由を手に入れたら、人生が楽しくなくなるのでは?」という恐れがあるのかもしれません。

なぜ楽しさを感じなくなるのか、2つのお話で説明します。


たらふく食べたら結果、不幸?

高校生の頃。

家が貧乏だったのでアイスクリームはたまにしか食えなかったのですが、「バイトの給料が入ったら、たらふくアイスクリームを食べるぜ!」と思い立ち、コンビニで高めのデカいアイスクリームを買って、丸ごと食べ始めたときの話。

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「やっぱ高いアイスは美味いわ!」と思ってバクバク食べ進めるものの、さすがにひとりじゃ食べきれない量。

意地と勢いで食べ進めるものの、だんだん美味しさも感じなくなり、辛さだけが残る始末。

「自由に食べられたら幸せだ!」と思っていたが、結果は全然違ってたのでした。

たまに食べるから美味しい訳で、食いきれないほどの量を食べたり、いつでも食べられるようになると、幸せは感じないのです。


不自由から生まれる「デコピン」パワー

自由に関するお話のふたつ目。

もし自分が早期退職してやりたいことだけやれるようになった時、「果たしてパワーは生まれるのか?」と言った、漠とした不安があるのです。

いま普通に働いていて、時には理不尽なことにも謝罪をしなければならなかったり、意図しない状況も生まれます。

これが「好きなことだけやればよい」、「嫌ならいつでも辞められる」なんて自由気ままに進めたら、なんの成果も楽しみも生めないのではと思うんです。

下にデコピンの図があります。

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親指で中指を抑えて、バチン!っと弾くわけですが、これと同じ爆発力を、親指、中指、1本ずつで生み出せるものでしょうか。

どちらも指が自由に動くだけで、バチン!っといったパワーは生まれません。

社会の中に居て、時に理不尽なことがあったとしても「どうやって切り抜けようか」「次はどうすれば上手くいくだろうか」と、知恵を凝らしていくことで、「難しい状況だったけど、上手くいったぞ!」という喜びに繋がる気がしているのです。

ある種の不自由の存在により、自由の素晴らしさ感じられるという気がするので、退職するなら「年齢を重ねて身体の自由が利かなくなる」か「ポンコツだから」と追い出されるかのどちらまでは、働きたいなと思っています。
(辞めた時には「経済的自由」が確立できている、というのが理想ですね)


1+1は200で10倍

蛇足ではありますがオマケの話。
以下はプロレスラーの天山・小島コンビの有名なコメントです。

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言葉の意味はよく分からんですが、とにかくすごい自信です。

戦うべき場所と相手があって、仲間が居て、切磋琢磨することで生まれる自信。

彼らがもし億万長者で自由の身だったら、身体を張ってまで戦うのでしょうか。
(あ、プロレスが好きだったら戦っているのかも!)

という訳で、「不自由が生み出すデコピンパワー」的なモノを無くさないようにしたいというのが結論でございます。

~次回予告~

「あのステーブルコインの会社、株式上場するってよ!?」にこうご期待!

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