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エミレーツCA、「ブリーフィング」って何するの?《エアライン就活相談室》

こんにちは。元エミレーツクルーのリサです✈🇦🇪

※この元エミレーツクルー《エアライン就活相談室》は、エミレーツ航空のキャビンクルーを目指されている方の不安やお悩みを解消したい、私の経験がなにかお役に立てれば、との思いから、マシュマロというツールで募集した匿名の質問に対し、私が真剣に答えていきます。

質問の投稿は、こちらからお願いします。

今回いただいた質問は、下記のようなものです。

どのエアラインでも、エアラインクルーはフライト前に必ずブリーフィングを行います。

エミレーツ航空では、空港近くにある本社に出社します。出社するとチェックインを行い、預けるスーツケースがある場合は手続きを行い預けて、指定されたブリーフィングルームへと向かいます。

ブリーフィングで確認する内容は大きく分けて、

・緊急時の安全に関する知識
・身だしなみ
・携行品
・担当区分
・フライトでの注意事項や情報

などです。

各自で緊急時の安全確認、身だしなみ、携行品を確認して落ち着いたら、座席につきます。

ここでクルー同士初めて顔を合わせることになります。一緒にフライトするクルーが毎回違うので、ここできちんとメンバーと顔合わせし、パーサーを中心に1人ずつ自己紹介を行なっていきます。どんなクルーとフライトするのかを知っておくことは、安全なフライトへと繋がります。

自己紹介が終わると、フライト情報の共有、サービスの役割分担など、安全に関わる内容からサービスまで幅広く確認します。

またエミレーツ航空では、このブリーフィング中にフライトクルーとも顔合わせをします。フライトクルーも別でブリーフィングを行っているので、よきタイミングでキャビンクルーと顔合わせを行い必要に応じて情報共有を行います。

またレイオーバー先では、宿泊するホテルのロビー、移動中のバスの中、空港などで軽くブリーフィングを行います。すでに往路で顔合わせはしており同じメンバーなので、変更点や注意点、フライトの情報を共有していきます。

エアラインによっては、機内や空港などでフライトクルーと顔合わせを行うこともあるようですね。国内のエアラインなどは、フライトが終わった後もブリーフィングを行うこともあるそうですが、エミレーツ航空ではフライト後のブリーフィングはありません。「お疲れ様!またね!」みたいな感じでサクッとあっさり終わります。笑

下記の記事では、JALやANAのブリーフィングについてご紹介しております。エアラインによって微妙に異なることもあり、比べてみると面白いですね。ご興味のある方はぜひご覧ください↓↓↓

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