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元エミレーツCAの飛行機好きが憧れの『ドリームリフター』をセントレアへ観に行った話

おはようございます。元エミレーツクルーのリサです✈🇦🇪

飛行機好きな私、ついに貨物機の離着陸を狙ってセントレア(中部国際空港)まで遠征に行ってきました!

iPhoneカメラ+スマホ用望遠レンズで必死に撮ったので、望遠カメラをお持ちの方のように画質はそれほど良くないですが、初心者だと思ってどうか優しい目で見てくれると嬉しいです(笑)

まず、あまり「ドリームリフター」に馴染みのない方にご説明すると…

ドリームリフターとは、正式名称「ボーイング747-400LCF」で通称「ドリームリフター(Dreamlifter)」などと呼ばれており、Boeing747-400機材を大幅に改造・改修した貨物機です。

正式名称の末尾にある「LCF」って何なの?と思い調べたところ、「Large Cargo Freighter(ラージ・カーゴ・フレイター)」の略だそうです。

このドリームリフターですが、なんと世界には4機しかありません。ボーイング787の主要部品を運ぶ専用機材で、世界的にも限られた場所でしか拝むことはできないのです。

セントレアから、工場があるアメリカのエバレットやノースチャールストンに輸送しているので、日本においてはセントレアでのみ会うことができます!

と言うわけで、フライトレーダーアプリで日本への飛来を確認したあと、SNSで日頃からドリームリフターを追いかけておられる方々のお力も借りて(ありがとうございます!)、「何事もなく間に合いますように…!」との願いを込めてセントレアに移動。

着陸に間に合い、念願のドリームリフターとの対面を果たすことができました。

フライトレーダーを見ながら双眼鏡を覗き込み…ついに裸眼でも見えるレベルまでドリームリフターが近づいてきます。遠目でもわかるこの大きさ!エンジン4つは、やっぱりテンションあがりますね!!

セントレアの展望デッキの末端には、私だけではなく素晴らしい望遠レンズを装備しカメラを覗き込む方や、航空無線を聴いておられると思われる方など、ドリームリフターの飛来を待ちに待ったファンの姿も多く、この緊張感を一緒に分かち合うかのように、素敵なカメラのシャッター音が鳴り響いていました。

おそらくプロの方やプロ並みの腕前をお持ちの方々も多いかと思いますので、もっと高画質のお写真はXなどで「ドリームリフター」で検索していただければ出てくるかと思います…!また、セントレアの公式Xさんでも飛来した際はお写真をあげてくださっていることが多いです。

着陸したドリームリフターは、くるっと向きを変えて「ドリームリフター・オペレーションズ・センター(DOC)」前のスポットに駐機します。

主翼などの大型部品は、ドリームリフターの尾部に位置する「スウィング・テール・カーゴ・ドア」から積み込まれます。

この「スウィング・テール・カーゴ・ドア」が開くと、ボーイング787型機の主翼2枚を同時に輸送できるほどの大きさのスペースが広がっているそう。部品を積み込む瞬間も見たかったのですが、残念ながら今回は見ることができませんでした。(次は絶対見たい…!)

そして、別日にセントレアからアンカレッジ(ANC)に飛び立つドリームリフターも見ることができました。

ドリームリフターは、2007年1月にセントレアに初飛来。ボーイング787の記念すべき1機目となる初号機(ZA001)は飛行試験機としてのその役目を果たし、2015年7月にセントレアに寄贈されました。

その寄贈されたボーイング787は、セントレア施設内にある「FLIGHT OF DREAMS」に展示されているので、セントレアを訪れた際は訪れてみてください。

コックピットに当たる機首部分も無料見学ができます。「FLIGHT OF DREAMS」に関しては、下記の記事でご紹介しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください!

ボーイング787の主要部品を運び、完成したボーイング787としてまた日本に飛来する。こんな胸がときめく話はないです。まさに「ドリームリフター」!私もたくさん夢をいただきました。次は、貨物搭載中の場面を狙って行けたら良いなー。


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