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同期と1日過ごしてみて改めてわかった、外資系キャビンクルーの共通点《CAの教訓》

《CA.jp》編集担当スタッフの栗野です。少しずつ秋めいてきましたがエアライン受験生のみなさまお元気ですか?

先日、外資系エアライン時代の同期から「ロースターに日本線が入った!」との連絡が入り、久しぶりにゆっくり会うことができました。

コロナ禍で日本へのフライトが減っていたこともあり、なかなか会えず…実に3年ぶり。

彼女とは一緒に入社した同期で、クラスで唯一の“アジア人女性仲間”だったので、言葉の壁、過酷な訓練、慣れない異国での生活など、いろいろなことを一緒に乗り越えてきました。

彼女が滞在するホテルで待ち合わせし、一緒に食事しながら会えなかった3年間を埋めるかのように喋り続け、時間はあっという間に過ぎていきました…。

彼女と1日過ごし、彼女の1つずつの言動をみていて、改めて感じたことがあります。彼女は最初に会ったときから、私への気遣いを忘れず、褒め上手でした。

そして最後まで、感謝の気持ちを言葉で表現し、なんとサプライズのお土産まで用意してくれていて…相手を喜ばせたいとの気持ちが強いのだと実感しました。

以前、別の同期と会ったときも、自社グッズをお土産としてもらったことがありました。同期には会えるだけで十分幸せなので、お土産という予想外のサプライズに本当に嬉しい気持ちにさせてもらいました。

「物をあげる」ことが大切なのではなく、「相手に喜んで欲しい」との気持ちが共通しているのだなぁと感じます。

また今回、彼女とは「女性の働き方」についてディスカッションになったのですが、自分の意見をきちんと持っていて、相手の意見を尊重しつつも自分の意見をしっかりと主張できる…そんな強みを持った女性だったことを思い出しました。

これは、彼女に限ったことではないと思います。日本で過ごしていると、誰かとディスカッションになるということは少なく、私自身はどうしても波風が立たないように相手に合わせてしまいがち。(たしかに日本の文化においては必要なことなのですが…)

ただ、外資系航空会社では、「〜について日本はどうなの?」「あの日本のニュース実際はどうなの?」「二国間で意見が食い違ってるけど日本人はどう思ってるの?」など、さまざまな質問がとんできたり議論になったりすることも日常茶飯事なので、このようなときに黙り込まずに相手と対等に意見が出し合える人が向いているのだと感じます。

やはり同期と会っていると幸せな気持ちになり楽しいことばかりです。ともに戦ってきた仲間は一生ものですね。☺

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