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マスターデュエルで初心者がDC1stで12連勝したヴァルモニカデッキ解説

サムネの続き、この写真撮った後1勝して計12連勝

Season23
ドラゴンメイド(最高プラチナ5)

烙印ドラゴンメイド(最高プラチナ1)
最終プラチナ2

Season24
烙印ドラゴンメイド
最終プラチナ1

Season25
ドレミコード(最高ダイヤ2)
最終ダイヤ4

Season26
ドレミコード

エクソシスター
最終プラチナ1

Season27
エクソシスター

ラビュリンス(最高ダイヤ3)
最終ダイヤ5

Season28
エクソシスター(最高ダイヤ2)
破戒ラビュリンス
最終ダイヤ5

Season29
ホルスドラゴンメイド
エクソシスター(最高ダイヤ2)
最終ダイヤ5

Season30
ヴァルモニカ(DC20達成)←今日解説するのはここ
覇王ドレミコード(最高ダイヤ4)
最終ダイヤ5

その他ネタデッキ
バージェストマラドリー
ウィジャ盤


この記事は

初心者、無課金、イラストが可愛いデッキしか握りたくない私が,
最近始めた人や、プラチナ帯くらいの人に向けて自分のデッキを紹介する記事です。初めて半年過ぎたのでそろそろ初心者面やめた方がいいかもしれない

デッキ解説

ヴァルモニカデッキとは

 ダメージを受ける効果もしくは回復する効果を発動すると、ペンデュラムモンスターに響鳴カウンターを貯めることができ、その響鳴カウンターが一定数貯まると、強力なリンク1ヴァルモニカモンスターを召喚できる。現状いる2種類のリンクヴァルモニカモンスターと下級モンスターが全員レベル4であることから出しやすい、強力な妨害効果を持つバグースカを利用して制圧、捲りを行うデッキ。

ヴァルモニカの評価

先行
最終盤面の強さ:まあまあ強い
展開の安定性:普通
手札誘発への耐性:最低限あり

 最終盤面は理想展開なら2枚初動でバグースカ+ゼブフェーラ(+天魔の聲選器)+P悪魔にカウンター3+P天使にカウンター1+墓地に律導なので、発動する妨害が除去を喰らわなければ3妨害(ゼブフェーラ*2による選律発動*2で2妨害+聲選器によるコントロール奪取)あるが、メインフェーズ中は1妨害のみ(バトルフェーズに攻撃宣言されて初めて2体目のゼブフェーラ召喚ができる)
 しかし初動が3枚になると律導を手札に持ってこれたり、P天使にカウンター2乗った状態(相手ターンにヴァルモニカ罠を打てば聲選器によるコントロール奪取をすぐ使える)で相手にターンを渡せたり、うららなどを貫通できる。基本的にはこの3枚初動で展開したい。
 安定性は理想展開だと最低でも2枚初動なので高くない。が、カードによっては1枚でも最低限の盤面を築ける。
 手札誘発への耐性は3枚初動ならうらら、ヴェーラー、泡影は貫通可能。γはセントリーチェに打たれるとおしまい。Gは喰らってもそこまで痛くなく、ニビルを喰らってもフォロー可能。裂け目の採用によりヴェーラーやGを使えなくさせることもできる。

後攻
相手の制圧の突破力:ある
捲り能力:高め
打点:高いけど高くない
積める手札誘発:そこそこ

 展開の大半は魔法カードなので、モンスターを破壊したり、効果を無効にさせる妨害が通りづらい。残念なことにエースリンクモンスターには妨害や破壊が通るので、バグースカの妨害効果を駆使して、エースの召喚時に相手の妨害が打てない状態に持っていきたい。魔法カードに妨害が打てたり、Pスケールの破壊ができる相手だと途端に突破が辛くなる。環境デッキに何もさせないで捲ることもあれば、マイナーデッキにボコボコにされることもあるピーキーさを持つ。
 捲り能力は、召喚時響鳴カウンターの数まで相手モンスターを対象にとり破壊できるゼブフェーラがあまりにも強力。そこまで通れば(炎王とか破戒などのモンスター破壊するとなぜか盤面が強力になって帰ってくるデッキを除いて)一気に盤面がひっくり返る。
 打点はゼブフェーラが2500×3なので、相手の盤面に何もなければゼブフェーラ+なにかで8000を超える。しかし、2500を超えるモンスターは戦闘破壊ができない。P効果で響鳴カウンターの数×100相手のモンスターの攻撃力を下げることができたりするので万策尽きるわけではない。
 誘発はテーマカードがそこまで多くないので空いてるスペースにそこそこ積める。

簡単に展開説明

 Pスケールに悪魔と天使を置く→テーマ魔法カードの効果を使って、回復やダメージを受けて共鳴カウンターを置きつつ、手札や墓地を肥やす→悪魔か天使のどちらかに共鳴カウンターが3つ貯まればそれぞれ対応したテーマリンク1モンスターが召喚可能になり、テーマリンク1モンスターを召喚、足りないの妨害はバグースカなどで補う。

Season30での構成

DC1stもこれで挑戦


Season31での構成

 Season31開始にあたって若干構成を変化させています。

各カードの名称、採用理由

テーマカード

 Season30時点では全カード使用している。31では一部カードを不採用とした。

天魔の聲選姫:3→3
 以下セントリーチェと呼ぶ。初動を担う重要カード。召喚・P召喚時にセントリーチェ以外のヴァルモニカカードを1枚持ってこれる(P召喚以外の特殊召喚時は発動できない)。持ってくるのはシェルターか天魔の聲選器とヴァルモニカPモンスターどちらか手元にないもの。
 ②の効果はあまり役に立つことはないが、③の自分のPゾーンにヴァルモニカPモンスターが2体いるときに墓地に送られると手札に戻ってこれる能力は強力。セレーネやヴェルサーレを経由した変則的な初動も可能。またPモンスターのP効果のコストを踏み倒すこともできる。

天使の聲:3→3
 
アンジェロだと長いのでP天使って呼んでいる。モンスター効果は手札を1枚捨てるとデッキから持ってきたP悪魔とこのカードをPゾーンにおける。PデッキにおけるPスケールをどうやって置くかの悩みが1枚で解決できる有能。用意できるスケールは3-5なのでレベル4のモンスターしか召喚できないことは注意。
 フィールドで使えるモンスター効果として、召喚、特殊召喚されたターン、墓地のヴァルモニカ魔法・罠カードを除外して、LPが回復する方の効果を使える。回復する方の効果は、運要素が強く、有能な効果はあまりないため、主にジュラルメ召喚のための共鳴カウンター貯めに使う。
 P効果は、もう片方にP悪魔がいる場合、回復するたびに共鳴カウンターを1貯めるというもの。P天使に共鳴カウンターが3つ乗るとジュラルメが召喚可能になる。そして初見殺しとして、相手モンスターの攻撃宣言時、ヴァルモニカモンスターのL召喚ができる効果も持つ。ゼブフェーラもジュラルメも効果に名称ターン1がないため、それぞれ効果を使って一手で盤面をひっくり返すことも可能。

悪魔の聲:3→3
 
こちらはP悪魔と勝手に呼んでいる。P天使と同様、手札を1枚捨てるとデッキから持ってきたP天使とこのカードをPゾーンにおけるモンスター効果を持つ。
 フィールドで使えるモンスター効果は召喚、特殊召喚されたターン、墓地のヴァルモニカ魔法・罠カードを除外して、ダメージを受ける方の効果を使える。ダメージを受ける方の効果は展開の要。特にシェルタを除外して魔法罠を持ってくるのが強い。
 P効果の1つ目は効果ダメージを喰らうたびに共鳴カウンターを1貯めるというもの。LPをコストで払ったときは貯まらないので注意(もし貯まったらエクソシスター・ヴァルモニカデッキが強い)。P悪魔に共鳴カウンターが3つ乗るとゼブフェーラが召喚可能になる。もう1つ効果として場にある共鳴カウンター×100相手の攻撃力をダウンさせることができる。

ヴァルモニカ・シェルタ:3→3
 ここから4枚は、通常魔法。LPを500回復と手札を1枚デッキに戻しての2ドロー、または500ダメージくらうのとデッキのヴァルモニカ魔法・罠カードを1枚手札に加える、のどちらかを選べる。Pゾーン(どちらかだけでも)にヴァルモニカがいないと相手効果選択させなければいけない点に注意。よほど手札が充実してない限りはダメージを受ける効果の方を選ぶ。
 名称ターン1がついているが、墓地に落ちたあと、P悪魔のモンスター効果でもう1回使えるため、1ターンで2回サーチができる爆アドカード。

ヴァルモニカ・ヴェルサーレ:1→1
 LPを500回復と山札を上から順にめくり最初に出てきたヴァルモニカカードを手札に加える、または500ダメージをくらうのとデッキのヴァルモニカカードを1枚墓地に送るかのどちらかを選べる。Pゾーン(どちらかだけでも)にヴァルモニカがいないと選べない(相手に選択を委ねる)。
 展開で使うのは墓地送りの効果。罠カードを送って相手ターンゼブフェーラの効果で使えるようにしたり、セントリーチェを送って、セントリーチェの効果で手札に持ってきたりする。
 基本はシェルタのサーチで持ってくるので1枚採用でオッケー。

ヴァルモニカ・イントナーレ:1→0
 LPを500回復と自分の墓地にいる特殊召喚可能なモンスター1体を相手が選びそのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する効果、または500ダメージくらうのとデッキのヴァルモニカカードを1枚墓地に送るかのどちらかを選べる。例によってPゾーン(どちらかだけでも)にヴァルモニカがいないと相手が選ぶことになる。
 初動には役に立たないため、Season31からは不採用。しかし雑にリンク値が稼げたり墓地のヴァルモニカを手札に持ってこれるので、持久戦になると欲しいカードではある。

ヴァルモニカ・ディサルモニア:1→1
 Pゾーンに存在するP天使かP悪魔1枚に響鳴カウンターを1つ置いて、LP500回復後除外状態のディサルモニア以外のヴァルモニカカードを1枚手札に加えるか、500ダメージ受けた後墓地のディサルモニア以外のヴァルモニカカードを手札に加える効果のどちらか選べる。
 このカードだけPゾーンにヴァルモニカカードがいないと自分で選べない制約がない(そもそもPゾーンにヴァルモニカカードが無いと発動すら出来ない)。
 響鳴カウンターが2個置けるのでとても優秀なカート。除外カードを手札に戻せるのも強い。あればあるほど持久戦に強くなれるのだが、事故要因でもあるので1枚採用にしている。枠に余裕があったら2枚にしたい。

天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』:3→3
 フィールド魔法。発動時にヴァルモニカモンスターを手札に加える効果を持つ。初動を担うので当然3枚採用。
 もう1つの効果として、Pゾーンのカードに乗せられた響鳴カウンター3つになった場合に相手のモンスターを1体対象とし、エンドフェイズまでコントロールを奪える効果を持つ。相手の妨害として役に立つほか、バトルフェーズのP天使効果によるリンク召喚の素材として利用し、除去することも可能。

ヴァルモニカ・インヴィターレ:3→3
 唯一の速攻魔法。デッキからヴァルモニカモンスターを特殊召喚するか、フィールドにPモンスター以外のヴァルモニカモンスターがいる場合、デッキのP天使、P悪魔をEXデッキに1体、手札に1体加えることができるという2つの効果から選べる。
 基本的には後者の効果を使ってその後のP召喚につなげるのだが、2枚初動の組み合わせによっては前者の効果を使う場合もある(その場合最終盤面が弱くなる)。前者の効果は発動後ヴァルモニカモンスター以外のフィールドのモンスターの効果を発動できない縛りがある点も注意。

選律のヴァルモニカ:1→0
 通常罠。LP500回復後、フィールドのヴァルモニカモンスターに対象を取る効果に対する耐性を与えるか、500ダメージを受けた後、相手フィールドの効果モンスター1体の効果を無効にするかを選べる。場にヴァルモニカモンスターカードがないと発動できず、Lモンスターがいるなら両方の効果を選択できる。
 特に両方の効果を選択できることもあって強力だが、もう1枚の罠の方が強力であり、1ターンで罠2種のうち、せいぜいどちらか持ってくるのがやっとなので、活用しづらいこちらは不採用となった。

律導のヴァルモニカ:1→1
 通常罠。選律と同じで場にヴァルモニカカードがないと発動できない。Lモンスターがいれば両方の効果が使える。
 回複する方の効果は場の魔法罠カードを1枚破壊でき、ダメージを受ける方の効果は場のモンスター1体をバウンスできる。
 どちらか片っぽでも強力(特にバウンス)だが、盤面にゼブフェーラがいればどちらの効果も使え、このカードを使用しても、ゼブフェーラの効果でもう1度使える。
 どんなデッキに対しても大体どちらかの効果は刺さるので強い。あと地味に対象を取らないので、対象耐性があっても突破可能。強い。

ヴァルモニカの神異-ゼブフェーラ:2~3→2
 リンク1のEXモンスター。効果モンスター1体で召喚可能。
 効果モンスター1体で召喚していいスペックではない。ので、P悪魔にカウンターが3つ以上のってるときにしか召喚できず、1ターンに1体のみという制約が課されている。
 効果は、自分フィールドのカードが効果、戦闘で破壊される代わりにPゾーンの響鳴カウンターを3つ取り除く事ができるというもの。ターン1がないため、何回でも使える。これによりハーピィの羽根帚などの除去カードを耐えることができる。欲を言えば除外にも対応して欲しかった。
 もう1つの効果が相手ターンに1度、自分の墓地・除外状態のヴァルモニカ通常魔法罠を対象として、そのカードの発動時の効果を適用できるというもの。律導を1ターンで2度打ちしたりできる。さらに脅威なのは、この効果名称ターン1がないのでゼブフェーラが2体いれば2回使える。
 先攻ではこいつとバグースカを並べるのが目標盤面である。

ヴァルモニカの異神-ジュラルメ:1~2→1
 こちらもリンク1のEXモンスター。効果モンスター1体で召喚可能。P天使にカウンターが3つ以上のってるときにしか召喚できず、1ターンに1体のみしか召喚できない。
 召喚時効果として自分のPゾーンの響鳴カウンターの数まで、相手フィールドのモンスターを対象として破壊できる効果を持つ。響鳴カウンターが6つ貯まってたら相手の盤面にフルにモンスターがいても全除去可能。
 もう1つの効果もPゾーンの響鳴カウンターを3つ取り除いて発動し、このターンこのカードは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できるというもの。
 攻撃力2500なのであと1体モンスターがいれば大体8000に届く。
 この2つの効果によりジュラルメ召喚を許してしまうとモンスター全破壊からの3連打+αワンキルがいとも容易く成立し、なかなか止めるのは苦労する。P天使の効果で、召喚可能であれば相手の攻撃宣言時にも召喚→全破壊できるので盤面をひっくり返すこともある。
 後攻でこいつを出せれば大体勝ちという大味なモンスター。

汎用カード

 テーマカードやEXデッキ以外は全てよく見る汎用カードで構成している。

エフェクトヴェーラー:1→1
 手札誘発として使うだけでなく、抹殺で弾くためにも1枚採用。セントリーチェにヴェーラーや無限泡影が打たれると貫通できないことが多々あるので、抹殺で弾ける可能性は低いものの1枠使用。

PSYフレームギア・γ:2→2
 セントリーチェ召喚前に投げられたうららや増Gを無効にするため採用。このデッキは裂け目を採用しているため、意図的に増Gをセントリーチェ前に投げさせることもできるので意外と刺さりやすい。そのため上限の2枚採用。

PSYフレーム・ドライバー:1→1
 γを使用するために1枚採用。手札にきてもPモンスター効果のコストとして役に立つ。

増殖するG:3→3
 安定の3枚採用。最近の環境デッキを1枚で抑えられる手札誘発はこいつとアトラクターくらいしかいない。

灰流うらら:3→3
 相手の展開を止めたり増殖するGをはじいたりする。このデッキは増殖するGを弾けなくても致命的ではないので2枚以下に減らしてもいいのではないかと悩んでる。

原始生命態ニビル:1→1
 抹殺で弾く用。環境デッキだと打つ場所間違えるとニビルですら止まらないの本当によく分からない。あとニビルケアするデッキも増えているので抜いてもいいかもしれない。

三戦の才:0→2
 新たに後手捲りや先手で誘発貫通のために採用。

金満で謙虚な壺:1→1
 EXデッキの枠に余裕があるので採用。2枚初動はドローソースがありがたいし、多めに入れた妨害用カードが引けてもうれしい。後攻ならPモンスターの効果コストにしてしまう。

次元の裂け目:2~3→2
 スネークアイ、炎王、ティアラなどに対するメタ。理想展開が可能なら最初から貼って、増Gやヴェーラーを封じることもできる。
 もちろんこちらもPモンスターがEXデッキに行かなくなったり、セントリーチェの蘇生を使えなかったりとデメリットはあるが、長期戦にならない限り影響は少ない。

墓穴の指名者:2→2
 種々の手札誘発を弾く。

抹殺の指名者:1→1
 こちらも種々の手札誘発や汎用カードを弾く。1回だけヴァルモニカミラーでシェルタを弾いて相手に勝ったこともあるが、基本的にミラーは期待できない。

拮抗勝負:2→2
 後手捲りカード。いらんかったらPモンスターの効果コストに。大体1~2妨害なら何とかなることも多いし、罠カードの効果は無効にされることも少ないので2枚採用。こちらがくらってもつらいので抹殺用に入れている面もある。

無限泡影:1→1
 ヴェーラーと同じ理由

テーマ外EXカード

No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ:1→1
 レベル4モンスター2体で召喚可能。効果の対象となる元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ相手フィールドの攻撃表示モンスターをP悪魔の効果で作り出せるため、相手ターンにも1破壊1ドローを無条件で打てる。

No.41 泥睡魔獣バグースカ:2→2
 レベル4モンスター2体で召喚可能なことに加え、自身のエースモンスターがLモンスターなのでこいつの無効効果を受けない。このデッキのために生まれたんじゃないかってレベルで親和性がある。
 先攻ではゼブフェーラ+バグースカで強力な盤面を作る。リトルナイトが追加され、除去手段が以前より簡単に出てくるため、早いうちに律導のバウンス効果を使ってリトルナイトを出させないようにしたい。

クロノダイバー・リダン:1→1
 適当に強そうな汎用リンク4として採用。この枠をゼブフェーラに挙げてもいいかもしれない。

No.60 刻不知のデュガレス:1→1
 デメリットがありつつも強力な効果3つから好きな効果を選べる。特に2ドローと、攻撃力倍はお世話になる。

リンク・スパイダー:1→1
 このデッキは理想展開なら、バグースカ召喚後、ゼブフェーラ召喚前にニビル発動条件を満たしてしまう。仮にそこで打たれたら、トークンをリンク・スパイダーにした後、リンク・スパイダーを素材にゼブフェーラを召喚できるので、ニビルケアとして優秀。仮にゼブフェーラ召喚後に打たれたとしても、リンク・スパイダー1体でターンを渡し、相手攻撃宣言時にゼブフェーラ変身する悪あがきが残せる。

聖魔の乙女アルテミス:1→1
 セントリーチェで召喚できる。インヴィターレ×Pモンスターの2枚初動がこのカードを経由することで可能になるため採用。

I:Pマスカレーナ:1→1
 空いたところにとりあえず入れてる。こいつ一体でゼブフェーラもジュラルメも召喚できるので、展開の間に挟むことで破壊耐性を付与することもできる。相手ターンリトルナイト召喚とかでも雑に強い

S:Pリトルナイト:1→1
 展開を止められても盤面に2体モンスターがいれば召喚できるのが強い。アルテミスを挟めば、除外効果も打てる。

トロイメア・ユニコーン:1→1
 バウンス効果を使うためだけに入れている。使ったことはない。

閉ザサレシ世界ノ冥神:1→1
 
完全耐性持ちの除去用。腐ってもペンデュラムデッキなので、召喚できるくらい盤面にモンスターを用意することは可能。

展開解説

基本的な流れ

聲選器発動→スケール用意→セントリーチェ通常召喚→シェルタ使用(ダメージ効果)→インヴィターレ使用→P召喚→P悪魔で墓地のシェルタ使用→ディサルモニア使用(ダメージ効果)orディサルモニア使用(ここでP悪魔のカウンターが3)→P天使で墓地の適当なカード使用→バグースカ召喚→ゼブフェーラ召喚

二枚初動可能表

 2枚初動となるカードは7種19枚だが組み合わせによっては初動にならない場合もある。表にまとめた(筆者未熟者故、間違っているところがあるかもしれません)。

通常魔法は青、それ以外はオレンジ。

◎・・・フィールド魔法セット、墓地に律導、悪魔にカウンター3、天使にカウンター1、ゼブフェーラ、バグースカの盤面。
○・・・◎からフィールド魔法が場にない状態。
△・・・◎から墓地に律導がない状態。
✕・・・モンスターぼったちエンド(運次第で展開可能)。

※1・・・通常の展開と異なり、アルテミスを消費する。
※2・・・セントリーチェでシェルタを持ってきて運ゲーするか、インヴィターレ持ってきてバグースカぼったちにするかの択。
※3・・・途中シェルタで聲選器を持ってくるか律導を持ってくるかの択。律導を持ってくればアルテミス消費して、○相当の盤面ができるが、律導がセットでき、ゼブフェーラ効果と合わせて2回打てる。
※4・・・アルテミス消費。最終盤面罠なしゼブフェーラ+セントリーチェ(妨害0)か、リトルナイト(妨害1)の択。間違えていました。アルテミス消費で普通に理想盤面行けます(◎※1と同じ)(7/11訂正)。
※5・・・運がないとモンスターぼったちエンドすら無理。

 色々書いたが、基本的に通常魔法2枚の組み合わせは無理、同じカードの組み合わせも無理、ヴェルサーレは弱い最終盤面しか作れないと覚えると良い。このあと2枚初動全パターン展開を書こうと思ったけど多すぎるので代表的なもののみ書く。

聲選器+セントリーチェorヴァルモニカPモンスターorシェルタ

先攻

聲選器でセントリーチェかPモンスターの持ってない方を持ってくる。両方持ってないならセントリーチェ

Pモンスターが手札にあれば効果でスケールセット

セントリーチェ通常召喚、シェルタを持ってくる。聲選器+シェルタの初動ならPモンスターを持ってくる。

スケールがまだないならここでPモンスターの効果でスケールセット

シェルタのダメージ効果の方を発動、インヴィターレを持ってくる

インヴィターレの効果でP天使を手札、P悪魔をEXデッキに送る(逆も可)

P召喚

P悪魔の効果で墓地のシェルタを除外、ヴェルサーレを持ってくる

ヴェルサーレのダメージ効果の方を発動、墓地に律導を送る

P天使でヴェルサーレを除外、デッキから適当なカードが手札に来る。

セントリーチェとP天使でバグースカ召喚

P悪魔でゼブフェーラ召喚

後攻

先攻とP召喚までは同一

P悪魔の効果で墓地のシェルタを除外、ディサルモニアを持ってくる

ディサルモニア発動。カウンターを天使にのせ、回復する効果を選択。適当なカードを回収する。

P天使の効果でディサルモニア発動。

P天使orP悪魔でジュラルメ召喚

ジュラルメの効果で相手のモンスターを破壊する(このルート通りなら5体破壊できる)

ジュラルメの効果で天使の方からカウンターを3つ取り除く。

バトルフェイズ、下級モンスターで1回殴った後、ジュラルメで3回殴る。

苦手なデッキ

 スケールを除外されると返しのターンがきつい。除外効果を多用してくるデッキに限らず、リトルナイト①の効果を簡単に使ってくるデッキはきつい。つまりスネークアイ。また、ゼブフェーラ効果で破壊効果は1回耐えれるが何回も打たれると盤面ボロボロ。怪獣などでバグースカがあっさり除去されてもダメ。魔法、罠や墓地効果を多用するデッキもバグースカで効果を止めれないのできつい。
 それ以外のデッキに対しては、基本的にはリンク召喚を多用するデッキ以外はバグースカの妨害を突破しづらいはずなので、理想盤面ができれば大体勝ち。リンク多用デッキでも、強いリンク2,3あたりの効果を使われる前に律導でバウンスすればそれ以上動けない。

まとめ

 使ってる側に対しても、対戦相手にとっても初見殺しが多い。実は的確に対処されると全然勝てないことが多いのだが、舐めてかかるとゼブフェーラによる全破壊などで一気に盤面をひっくり返すことができる。DC12連勝は舐められたからこそ達成できたのだろう。

余談

 タクティカルトライデッキ発売を機に紙の方にも手を出してみようかと思ったら目当てのカードを手に入れデッキを組むまでが割と修羅の道だったので諦めました。MDはどんだけ快適にプレイさせてくれてるんだ。必須手札誘発URでマスターパックからしか出てこないくらいで憤慨してごめんなさい。

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