雀豪復帰(をかけた)戦
前回のノート(https://note.com/ca110/n/nd6ce5b158683)で華麗なドラマティック役満ツモラス回避をして雀豪落ちの危機を回避した翌日、パイレーツカップに参加し、そこでも役満国士無双をあがった。なんと二日連続、半荘数にして3半荘に2回役満をあがった。びっくり。まあそれの反動で段位戦はボロボロ。ついに初降級の憂き目にあってしまう。そこから気持ちを入れ替え、再び玉の間を目指して、魔境と呼ばれる金の間で暴れまくり、なんと22戦ラスなしというレコードを達成した。迎えた23戦目、2着以上なら大体昇級という場面を迎えた。
雀豪復帰戦第1戦
東1局
上家の早いリーチに対し、安全牌をそんなに持っていなかったため、一発消しのチーをしここから打南で放銃。さすが22戦ラスを引いてなかっただけあって、ふわふわした打牌でひどい放銃だ。この時は、まあ大体どんな選択しようとも、相手の当たり牌をすり抜けられたので、こんなひどい選択も平気でしてた。ちなみに8sを打たなかったのは筋ひっかけが怖かったのと、今のうちに南を対面に鳴いてもらって、あわよくばどちらかの横移動で決着してほしかったのがある。なんやねんこの自己都合で、しかも対して得にならない考え方。ひどすぎる。
東2局
二軒リーチに対し、白チャンタドラで片方にのみ通っている1sをワンプッシュし無事5800点放銃。一枚切れの対子の中打って回ればよかったんじゃないかな。
東3局以降
その後は細かい打牌ミスがありながらも点数を回復し、2着目でオーラスの親番。ラス目にほぼ満ツモられて親被り4着落ちという悲劇。まあでも最初がひどかったんでやむなし。でも病む。
その後
なんとそっから10戦5ラスという成績たたき出しつつ、ポイントを稼ぎ、35戦目終了時点でトップで復帰となり、迎えた36戦目は東3局でトビラスの人が出て決着。放銃なし&一回聴牌料を取っていたおかげで2着となり、次戦2着以上で復帰という条件を残した。
雀豪復帰戦第3戦
23戦目という音速で獲得した昇級のチャンスをどぶに捨てそこから13戦かけ再びたどり着いた、昇級一歩手前。なんの巡り合わせか、同卓者は雀豪2と雀傑3二人という金の間にしては非常にレベルの高い卓となった。
東1局
親番。3巡目に対面のリーチを喰らい、自身はドラ2の三向聴。べた降りせずに、目をつむって、字牌を切り飛ばしていく。
平和ドラ2の十分形。8mも6mワンチャンス、1巡目9m切りで押しやすい。ここは勝負リーチ。がなんと対面と同聴。引き負けて跳満ツモ親被り。きつい。
東2局
純チャンが見える手牌をもらったが、純チャンを見すぎるあまり、速度が落ち、その隙に対面があがり切る。
東3局
7巡目に高目一気通貫ドラ2の47p待ち聴牌。ラス目だし、東場から控えめに打つ性格じゃないのでリーチ。直後、追っかけリーチを喰らい背筋が寒い思いをしながらも安めツモで2着浮上。
東4局
ドラ含みの両面を切って一色手を目指すか、面前で行くかの選択をずっと抱えながらの進行。ペン7mを鳴けて11枚目の萬子が手に入ったことから、一色を狙いドラ切り。二軒リーチが入りながらも、筋の2mを押して清一色のカン3m聴牌を取る。
がここでド危険牌の8pを持ってきてしまう。降りる牌も何とかなりそうだし、ここでさすがに断念した。そしたらなんと当たり牌ピタ止め。さすがに止める牌だが、ピタ止めであるとなんか嬉しい。
南1局
7巡目に三暗刻聴牌。四暗刻を見て黙聴にするも下家から当たり牌が出てきて見逃す理由もなくロンあがり。
南1局1本場
特にやれることもなく、リーチされてべた降り。対面があがり切り4万点越え、親番が残ってない状況では少々捲りにくい点差に。
南2局
目標を2着取りに定め、現在13100点差の3着目の親番を蹴りに行く進行に。しかし親満をつもられてしまい、3着に落ちてしまう。
南2局1本場~南4局1本場
ライバルとの点差が、親被りによって、900点差にまで縮まる。がその後どちらも差をつけることなくオーラスへ。
南4局2本場
2着までは900点差。あがれば勝ち。自分が聴牌で相手が不聴でも勝ち。配牌は対子が多く悩ましい。5巡目に8mを鳴き、467m6p3s待ちの一向聴に。しかし同順、2着目からのリーチ。これにより、若干勝利条件は変化するも、聴牌することが自力で2着になるための絶対条件なので引くことはできない。9巡目にツモ4mからの6m勝負でカン3s聴牌。なんと同順に3sが零れ落ちてあがり。何とか3度目のチャンスをものにして、雀豪復帰を果たした。
雀傑3での成績
まずは今回の成績をおさらいしてみよう。
雀魂牌譜屋(https://amae-koromo.sapk.ch/)というとてもありがたいサイトがあるので、以下のデータはそこから拝借させてもらった。左は今回の記録、右は前回雀豪にあがったときの記録である。また、太字は今回の方が数値が大きくなった項目(≠よくなった項目)である。右が空白の項目は前回データをメモしなかった項目である。
半荘数 37半荘 101半荘
一位率 0.2973 0.2574
二位率 0.2703 0.2079
三位率 0.2973 0.3564
四位率 0.1351 0.1782
平均 2.270 2.455
和了率 0.2527 0.2177
内立直 0.4149 0.3884
内黙聴 0.0745 0.1250
内副露 0.5106 0.4866
ツモ率 0.2766 0.2946
平均打点 6944 6518
放銃率 0.0968 0.1001
内立直 0.3056 0.3458
内黙聴 0.1111 0.1308
内副露 0.5833 0.5234
平均放銃 5244 6032
立直率 0.1667 0.1769
内和了 0.6290 0.4780
内放銃 0.0968
内流局 0.1452 0.1538
先制率 0.8548
追われ率 0.1935
一発率 0.3333
振聴率 0.0161
良形率 0.7742
裏ドラ率 0.3590
副露率 0.3683 0.3440
内和了 0.3504
内放銃 0.1168
内流局 0.1022
流局率 0.1237
内聴牌 0.4348 0.3649
調整打点効率 1248
特筆すべきはリーチ時あがり率と、一発率である。両方とも運が絡みやすい項目だが嘘みたいに高い。とても運に恵まれていたと言えよう。また、全体的に聴牌以上にたどり着いた割合が大きく上がっている。効率の良い打ち方が身についてきたのだろう。だがツモ率の低さが気になる。金の間では空いての隙に甘えさせてもらう打ち方でやってきたが、玉の間では自分であがり切る力をつけねば厳しいだろう。まあ何はともあれ、平均順位2.270はとてもいい数字だし。今度こそ玉の間で昇級を目指して戦えそうな気がする。
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