【ゆるメモ】LE SSERAFIMから感じたこと
デビューティザーを見ながら色々考えが浮かんだのだけど、140文字じゃ到底整理しきれなくてnoteに来た
Nudeという曲を書く、と提案したアイドゥルソヨンの話
アイドゥルのNudeがアツすぎる。チーム名を活かして検索結果をジャック、児童ポルノへの警鐘を鳴らす意味が含まれているらしい。社会的な影響力をこういう形で発揮するアイドル痺れる。ソヨンが同い年なのもまた感化される。頑張って生きるぞ。
ソヨンは何も決まっていることがない状態で会社に"Nude"という曲を書く、と提案したそう。それを聞いた方が「エロすぎる」と放ったらしく、"絶対にコレでいくぞ"と改めて思ったらしい。
このビハインドエピソードがあると上の歌詞がめちゃめちゃ映える。ソヨンの餌に引っかかった人たちが曲の最後に「変態はあんただ」と言われちゃうんだからたまげる。
LE SSERAFIMのデビューティザーについて
Nudeの衝撃に取り憑かれたままルセラのコンテンツを見ていたのだけど、色々反省した。
"Nude=エロ"と解釈するのと同じで、特定のスタイルにエロさを感じていたのなら、私の中にもメディアなどによって形作られた偏見が存在してるんだな〜と気付いてしまったので。
デビューティザーが出た時に色々な声が上がっていたのを思い出す。エロテニスだ〜幹部に男しかいなくてオヤジの趣味だ〜とか何とか・・
でも、ティザーにあった可愛らしいユニフォームやツヤツヤのドレス、ハイヒールとは違い、ルセラフィムは天使でもなく女神でもない「自分自身」を唄うチームだった。
デビュー前のドキュメンタリーからも分かるけどフィアレスの物語をプレゼンしていたのは女性だったし、「他とは差別的なカッコいいコンセプトに惹かれた」のようなことをカズハがインタビューで言っていたような。つまりは全ての推測は"そういう"解釈ができる人にしかできないものだったんだよね。例えば、もしかすると純粋な"라면 먹고 갈래?"かもしれないものを、あたかもそれしか解釈がないかのように違う意味で捉え、ニヤニヤしている人のように。
つまりは
色々なパズルを繋げた時、私は試されていたのかもしれないなと思う。見たのものに何を感じ、それが本来の意味とはどれ程距離があるのか、その解釈の中に偏見があるんじゃないか、「ラーメン食べていく?」を違う意味で捉える特権者になっていないか、とか。
"CASTING CALL"というティザーがあるけれど、オーディションの評価シートみたいなのが出てきていて。身長や体重、Still Black HairとかAグループ?との書き込みがある。
見た目やイメージでキャスティングされることの方が多い世界かつそれを楽しんでしまっている人なのでなんとも言えないんですが・・
このシーンやドレス・ユニフォーム・ハイヒールなど、フィアレスやANTIFRAGILEが表現した強さとは少し離れたものを、なぜ敢えてデビューシーンに取り入れたんだろうね。意図があったように思えてくるし、その答えは次回作(なのかはまだ謎)の“DO YOU WANT TO FORGIVEN”で明かされたりヒントが投げられたりするんでしょうか。
わたしだって背が高くなりたい、髪の毛は長い方が良い、色んな服を着たい、いくつになっても好きな曲にノリノリでいたい、見た目で判断されたくないという願望はあって。一方で固定観念に縛られているのは自分なのかもしれないなとも思う。けど、ルセラフィムを見ている時間は色んな呪縛から解放されたいと思っちゃうね。誰が何と言おうと、私たちはANTIFRAGILEですし、誰かの視線など気にしないFEARLESSなギャルですので。