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大野将平に見るプロとしてのあるべき姿

今日「新・情報7DAYS ニュースキャスター」のスポーツコーナーで柔道の大野将平選手や、他の代表選手が出ていました。

本当にチラッと観ただけなのですが、どうやら外国の柔道選手(アマチュア)たちと組み手をしてあげたようなのです。

子供から大人まで、幅広い年齢層の人たちを順番に相手していたようでした。

阿部一二三選手などはわざと投げられてあげたりとファンサービスをされていたようなのですが、大野将平選手は次から次へとガチンコで投げ飛ばしていました(笑)

得意の内股で笑顔ひとつなく、子供から大人まですべての人をです。

これを観た時に「さすがだな」と思わず感心しました。

彼が柔道の本場から来たプロとしてするべきことはファンサービスではありません。

世界一の柔道家の真の強さを肌で感じさせてあげることだったのです。

伝えるべきことは本物の柔道の強さです。

もちろん、阿部選手らのファンサービスは素晴らしいものです。

全員が全員素人相手に本気を出したら場が凍り付いてしまうでしょう。

おそらくそれを皆さん承知の上でやっていたのだということは理解しています。

ただ、実際に大野選手と組み手をしたアマチュア選手は、皆さん一様に感激していました。

中でも柔道歴52年(確か)の方がおっしゃっていた言葉が印象的でした。

「まるで鉄のようだった。まったくびくともしない。いったいどれだけの練習を積んだらあんなになるのだろうか。」

これは実際に肌で感じなければわからなかったことだと思います。

今後大野選手ほどのレベルとはもう二度と対戦できないでしょう。

それならば二度と味わうことのできない強さを教えてあげることがプロとしてのファンサービスなのだと思います。

今日は大野選手からプロとしてのあるべき姿を教えてもらった気がしました。

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