初対面の人と話すとき考えること/店主の日誌
お店に来てくれた人から、質問をいただきました。
いただいた質問
この人は、わたしを「コミュニケーションが上手な人」と思ってくれたようです。なぜ、そう思ってくれたのか気になります。ぜひ教えてください。
はじめましての人……いつも無意識に話しています。なにを考えてるのか。いい機会なので、言語化してみます。
初対面の人と話すとき考えること
①観察して想像する
例えば、バーカウンターの客同士なら、話しかける前に相手を観察します。ふるまいや表情から、どんな人か、状況か、気分か、想像します。相手が誰かと話しているなら、話し方や内容をうっすら聞きます。
②相手を否定しない、自分を卑下しない
話を最後まで聞いて、相手を否定しません。共感できなくても受け入れます。肯定もしません。理解できなければ質問します。
また、相手がどんな人であれ、自分を卑下しません。したくても、がまんします。卑下すると、相手に「そんなことないよ」とフォローする手間が増えます。
③プライベートに踏み込まない、開示しない
相手のプライベートに踏み込みません。自分のプライベートは、できるだけ開示しません。相手から開示されたときは、ただ聞きます。
取り扱いに気をつけている話題はあります。
・親兄弟
何らかの理由でいない、不仲、絶縁の可能性があります。
・配偶者、恋人、パートナー
話したくない、何らかの理由でいない可能性があります。
・子ども、妊娠
望んでいても、何らかの理由でいない可能性があります。
・年齢、性別、声、身長、体型、容姿
何らかのコンプレックスを抱いている可能性があります。
わたしから話しかけるときの鉄板は「場所」や「状況」に関連すること、相手の「目的」や「経緯」を聞くことです。
④笑顔で別れる
一期一会かもしれません。お礼を伝えて、笑顔で別れます。
質問の人に読んでもらえたかな。
とはいえ、心や時間に余裕がないとき、わたしはきっとどれもできていません。これからも適当に会話を楽しんでいきたいです。
(どこかおもしろかったら、♡をもらえると安心します)
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