物ごとを始める原動力は/店主の日誌

お店に来てくれた人から、質問をいただきました。


いただいた質問

物ごとを始めたり進めたりするときの原動力が気になります。私はやりたいことがあっても腰が重く、なかなか始められません。

いつも適当に始めて、適当に進めてきました。でも、始めるか、進める(続ける)か、では別の力がいるように感じます。

わたしなりに「始める原動力」について考えてみます。


物ごとを始める原動力


①好奇心

もっと知りたい、もっと欲しい、そう思って始めることが多いです。


②時間と心の余裕

時間と心に余裕があると、始めやすいです。

時間の余裕を作る

新しいことを始めると、たいてい時間が足りません。時間を作るため、新しいことのかわりに諦めることを考えます。

  • テレビを見ない

  • 料理をしない

  • 同人誌を作らない など

睡眠時間は削りません。やることをただ増やすこともしません。

新しいことと諦めることを天秤にかけます。諦めてでもやりたいか、自分の時間を費やす価値があると感じるかどうか。結果、新しいことを始めないときもありました。

そうして、やらないことを決めると、時間に余裕ができます。

心の余裕を作る

もし時間があっても、心に余裕がないなら、まず休みます。


③失敗の備え

失敗に備えておくと、始めやすいです。

想像する

やりたいことに抵抗があるとき、その理由や未来を極端に想像します。

  • 始めないまま、人生を終えたら

  • 始めたとして、もし大失敗したら

  • 違うものに置き換えたら など

私はネコを飼っています。

長らく「ネコを飼いたい」と思いながら、飼わずにいました。ついネコが死んだときのことを考えます。でも、人に置き換えると「この人はいつか死ぬんだ」と人間関係を諦めることはありません。

(いろいろ考えて飼いました)

人と話す

考えて、行き詰まったときは、人に話します。思いがけない視点や、手がかりをもらえます。



始める原動力を考えてみました。わたしは好奇心が動くままに始めることが多いです。失敗もありますが、やってみてわかる発見や、思いがけない出会いが楽しいです。


(どこかおもしろかったら、♡をもらえると安心します)


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