SONY「WF-1000XM4」が届いた!

新型コロナウイルス感染症の影響で、マスクをすることが日常になりましたね。

私はいつも、イヤホンはSHUREのSE215 Special Editionを使っているのですが、「メガネ」「マイクのゴム」「イヤホンケーブル」と、耳周りは大混雑をしておりました。マスクを外そうとするとメガネとイヤホンが外れたり、それらが絡まってしまいひとつひとつを取り外すのが本当に大変。

そんなわけで、完全ワイヤレスイヤホンを買おうと決めたのが6月の上旬。あれこれ調べてたら、SONYのWF-1000XM4が発売になるとのことで、YouTubeを始めとするメディアで先行レビューが出たのですが、結構評判が良い。もちろん、メーカーから依頼だろうから悪くは書けないんだろうけど、まあ、ちょうどいいやと思い、僕も購入を決めました。

予約するも納期不明

予約したのが6月23日。6月25日発売だったんですが、すでに納期が未定。これはいろいろと要因はあるみたいですが、予想以上に予約が集まったあたりが要因らしいですね。

結局商品到着は7月20日でした。約1ヶ月といったところでしょうか。

話題のプラスチックを使っていないパッケージ。これ、めちゃくちゃ小さくて、手のげんこつの大きさより小さいです(自分比較で)。

開けるととてもシンプルな使い方が書いてありました。

本体ケース。特に指を引っ掛ける場所もなく、上を持ち上げるとぱかっと開きます。

こんな感じ。ちなみにUSBはUSB-Cの形状です。

ちょっと取り出しにくい形してます。イヤーピースはスポンジ状のやつ。

ちょっとピンぼけしてますが、耳につける側。電源端子とセンサーが。

大きさはかなり小さいです。

ちなみに想像すればわかることですが、この金色の部分が耳の下側になります。横ではないです。

ちなみにオーディオ環境ですが、スマホと接続し、スマホはGalaxy S8。今回は主にSpotifyとradikoで聞いております。

音に関しては個人差がありますし、いろいろなリスニング環境があると思います。なのであくまでも僕の印象ということで勘弁してください。

ノイズキャンセリングについて

ノイズキャンセリングに関しては非常に強力です。僕はやや大きめな音量で音楽を聞きますが、このイヤホンに関しては少し小さめな音で聞いても、ボーカルの息遣いや楽器の細かい音までわかります。やや小さい音量でも、テレビの音は消えてしまいますし、駅の雑踏もなくなります。電車がホームに進入してくるとき、高音側の音が聞こえますが、低めのインバーター音は消えますね。あとは、カーブを曲がっているときもレールのきしみ音は聞こえますが、低音側はかなり抑えられています。「カチャンカチャン」という感じの音が聞こえてくる感じです。日常生活でも掃除機の音は70%減ぐらいな感じで音が小さくなります。メカニカルキーボードの打鍵音もかなり小さくなる感じです。全く聞こえないわけではないのですが、かなり抑えられます。

LDACだから音質は良い。けど、遅延はある。

通勤時、電車も80%ぐらいの混雑率ですが、それほど途切れないですね。まったく途切れないわけではないですが、気にならないです。ただ、遅延はかなりありますね。音ゲーとかやるにはズレは出ると思います。が、私はあくまで音楽を聞くだけなのて問題なし!

ちなみにAndroidの設定からLDACを選択できる。

SONYのヘッドフォンアプリ「Headphones Connect」から設定ができます。僕はタッチセンサーを左音量コントロール、右を再生コントロールに変更。標準だと左は外音取り込み/ノイズキャンセリングになっているはず。

音量はこんな感じで変更。

右耳の再生コントロールの設定。

ちなみに「スピーク・トゥ・チャット」という機能が優秀で、自分の声を検出して、設定した時間だけ外の音を取り込みます。たとえば装着したまま相手と話しても、ちゃんと相手の声が聞こえます。

ただ、風ノイズを結構拾います。なので、外音コントロールから「自動風ノイズ軽減」という設定があります。

合わなかったイヤーピース

このイヤホン、概ね良かったのですが、個人的に試してだめだったのが「ノイズアイソレーションイヤーピース」。どうやら新しく開発した独自開発のものらしいのですが、S、M、Lの3種類を試してもどれもフィットせず。耳が痛くなるんですよ。なので、現在は「EP-EX11M」というMサイズのイヤーピースに変更しています。ちょっと遮音性は落ちますが、こっちのほうが長く聞いてても耳が痛くありません(ちなみにSHUREの時からこれを使っています)。

音質に関しては個人差がありますが「SONYらしい音」というばわかるでしょうか。やや温かみのある音といった感じ。男性の厚みのある声から女性の高音まできれいに聞かせてくれます。LDACの恩恵に預かれるのであればとてもよいと思います。

いかがでしたか。ちなみに価格はSONYのオンラインショップで税込み33,000円。ソニーストアの場合は3年保証が付くのと、「紛失あんしんサービス」というのがつけられます。これは片側なくしても無くした方を5,500円で買えるというもの。僕は完全ワイヤレスイヤホンは初めてで、無くしそうだったのでこのサービスを付けました。

ご購入を考えている方の参考になれば幸いです。