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コミュニケーションの難しさ

 どうもこんにちは。
 そして大変遅くなりましたが、あずおぬnote、今年もよろしくお願いいたします!!

 さて、今回はtwitterのフォロワーさんが体験した話をまとめたいと思います。

○妄想をもたれた看護師さんの話

 看護師歴5年目、精神科は1年目の看護師さん。勤務中に患者さんに妄想を持たれ大声を出され、手をあげられそうになったという。
 たぶん精神科勤務の看護師さんだと「あー、大変でしたね。まあ、よくあることです」で終わりだと思うんです(笑)ところが、その後「患者さん、スタッフに申し訳ない。どうしたらいいかわからない」ってなって、しばらく休ませてほしいというTweetが続く。

 ん?って疑問に思った僕は、リプライしつつ「原因はなんなのか」探ってみた。

 もちろん、これは僕が当事者でもないし、患者さん、看護師さんの背景も知らない中で書くわけで、適切な答えではないとは思いますが、こんなリプライをしました。

 僕「物理的にも心理的にも距離が近すぎただけだと思う。相手を怒らせるほどこっちはなにかしなくていいと思う」

 この距離感って難しいんですよね。人にはそれぞれのパーソナルスペースがありますから。その後こういう返事が来ました。

「朝会っておはようとか言われるのも嫌だったって言ってたみたいでちょっともう分からなくなっちゃいました😅目が合うのも嫌だったとか言われたらもうちょっと私のコミュ力全部否定された気がしてどう接すればいいのか分からなくなって😭患者さんとの距離感本当にわかんないです、、」

 じゃああいさつなんてしなくていいし、目を合わせるなんてそんなことしたことない(笑)って僕は思ったんです。

 みなさん、こんな経験ありませんか?

 友達、家族から声をかけられて「ムッ」としたこと。なんてことないただのあいさつでもイラッとくる。経験ありませんか?

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このマガジンは2人の臨床経験をもとに投稿しています。臨床で困っていること、対応の仕方など脳と精神分野に強い2人が臨床に即した内容で書いています。臨床でお役に立てる内容だと思います。ただし、まだ記事が少ないです。

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