学校説明会備忘録(頌栄)

・創立から135年の伝統校。
・高輪台駅の目の前の立地。電車に乗る時間は50分程だが、door to doorの時間を考えれば、それ程負担にならない。
・会場はほぼ満員。人気はありそう。
・キリスト教を軸とした教育なので、我が家的には馴染みある感じ。礼拝を大切にしている。土曜日は休み。
・部活動が盛んで、元気で明るい子が多い。模擬国連は全国代表常連。弓道部はインターハイ出場。
・お淑やかなお嬢様というより活発な子が多そうな印象。制服の乱れ等に対する指導は厳しそう。
・帰国生の占める割合が高い(約25%)。一般生と帰国生を混ぜたクラス編成なので、お互いを刺激し合って高めていく。「ありのままの自分でいられる」という校風。
・英語教育に力を入れている。英会話も含めれば週に6コマ英語の授業がある。留学プログラムも充実。高校卒業後、イギリスの提携校への進学も可能。
・勉強はキッチリと指導する。あまり先取りはせず、基礎を大切にする。成績が振るわない者に対する補習は頻繁に行われる。
・生徒数以上の指定校推薦の枠を持っているが、国公立への進学を希望する生徒が多い為、殆ど使っていない。昨年は指定校推薦で大学へ行ったのは2名だけ。
・半数が国公立を含む早慶レベル以上に進学。多くがGMARCH以上。
・大学進学を目的とした進路指導は行わない。「将来、どんな人生を歩みたいか」を考えた上で逆算して進学先を考えさせる。キャリア教育も、単なる職業観のを養うのではなく、人生トータルで「自分はどうありたいか」を考えさせる。
・このレベルの学校が2/5に入試をやってる(200名のうち100名を取る)のは貴重。ただ、2/5の方が合格者平均点と受験者平均点の乖離が大きく、厳しい勝負になる。特に算数で差がつく。
・入試問題はトリッキーなものはなく、基礎が中心。サピックスが行ってることをキチンとこなしていれば特別な対策は不要かと思われる。
・「元気な子が多い」「多様な価値観を尊重する」「勉強も一足飛びではなく基礎を大切にする」というところが娘に合うと思う。キリスト教が軸にあるので親も馴染めると思う。女子学院のような振り切った自由さは無いかもしれないけど、自律と他律のバランスが良く取れてる印象。可能であれば、併願校として志望できるレベルになってほしいけど、本命でもアリやと思う。一度、家族で文化祭等のイベントに足を運ぶ価値はあると思う。
・同日に2校の説明会に出たから余計に感じるのかもしれないけど、三輪田で経験出来ることは、おそらく頌栄で全部経験出来る。でも、その逆は無いかな。それが「偏差値」に出てるのかも。より遠くまで行ける人生の切符を手に入れるには、やはり一定以上のレベルは必要だと感じたわ。三輪田も良い学校やから、娘の学力がそこまでしか届かないなら、選択肢として十分アリとは思う。しかし、より高みを目指した努力は必要なのだな、ということを再認識したわ。

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