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最近日本の友人などから外国の桜はどんな感じ?
と聞かれたので書いてみることにしました。

(実はわたしは梅の方が好き ヨーロッパでは見たことがないなぁ)


若い10代、20代の頃
桜も好きでしたが、学校に植わっていましたし、自分で電車やバスを使ってわざわざ見に行くということはしませんでした。
友達と桜見に行こう!なんて会話ですらなかったです。

生前父は、桜並木見に行こうと言いい、よく家族で桃色提灯の連なる並木道までドライブしてくれたものでした。



本題

わたしや友人が「ピクニックでもしながら花見をしよう」
なんていう話題をし始めたのは40歳過ぎてからです。
まあこちらが暖かくなるのは5月頃からなので、桜の時期は過ぎています。

フランスにもたくさんの桜の種類が存在します。
特によく知られている公園には大抵植わっています。

一般的に八重桜(関山)が多いようです。

なかには染井吉野もあるようですが、私の住む地域では見かけません。
日本とは選定の仕方が違うので、案外パッと目に付かないだけなのかもしれません。


ちなみにソメイヨシノはクローン。
(江戸時代後半に開発技術があった?と思ったら、接ぎ木でどんどん増やしていったから、クローン栽培品種なのかあ)

だから日本の本当の桜は野生種の山桜だと、どこかで読んだことがあり、納得しました。



こちらもほぼ全て接木で、まっすぐな幹(本当は少し曲がってる感がいいんだけどなあ どんな幹も全て真っ直ぐ 選定の違いだけかなあ 平地だからかなあ)に四方八方に広がった枝が、まるで髪が逆立ったような感じにくっ付いています。

こんな感じにワーっと
 





ある教会のそばの八重桜
ピンクぜめ



このピンクがこちらの古い石造建築に釣り合っています。


昔、桜はあまり強くないと聞いていましたが、このようなのを見ると強い気がします。

フランスも、街路樹にも植えられた桜も沢山あり丈夫に見えますし、日本では桜の大木も存在しますよね。
寿命約60年とありましたが、これらの写真ではもっと経っているように思います。


大抵、公の場や一般の庭には八重桜か、さくらんぼ(アメリカンチェリーのような色の濃い)のなる白い花が咲く桜が植えられています。実のならない白いのもあります。

ご近所さんの
大きなさくらんぼのなる桜
(花が白なのになぜ実は黒っぽいのか不思議)


わたし個人的には日本の川沿いにある桜並木がとても好きです。
このように枝がの川縁へ下がった感じがたまりません。

(友人の写真を拝借)
とか


旧安田楠雄邸庭園より枝垂れ桜かな
(これは身内のものが撮ったもの)

風情がありますねえ。(プァー、庭にこんなに大きな桜!)


美しいものや、美味しいものには必ずと言っていいほど時季がありますし、一瞬なところが儚くてよいのですよね。

きっと清水寺の舞台(まだ工事中でしょうか?)からの景色も素敵だろうなあ。。。


なんの役にも立ちませんが、花好きとしては花の写真を見るだけでも気持ちが和らぎます🌸


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