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2022.10.30


「楽観的そうに見えるのに、すごく不安が多いしネガティブだよね。でも外からは全くそうは見えないだろうから不思議」と、父親に言われてそれは本当に正しいと思った。
この人なりに、私のことを見ていて理解してるんだなぁという気持ちになる。

「新しい仕事はどうなの?」と周囲から聞かれることが増えた。その度に「知らないことだらけで、プレッシャーもたくさんあって大変だけど、仕事はすごく楽しい」と答えるとやさしい人たちが安心したように笑ってくれる。
労働というのは元々「罰」だったと思うと変な気持ちにはなるけれど、私は仕事が好きだし、仕事というものが与えられなかったら他の生活もがんばれなかっただろう。もちろん不労収入というのに憧れはあるし、もう少し勤務体系が変わったらなぁと望む気持ちは尽きないけれど。
対価は当然大事、でも生活のためだけには私は仕事ががんばれないタイプだろう。
いろんな考え方、優先順位、価値観があって当然だ。
自分の本来持っているものよりも、実際に高めに周りから評価されているような気がして、正直「この期待をいつか下回ってしまったら失望されるんじゃないか、私は必要ないんじゃないのか」とネガティブな考えがふと気を抜いた瞬間に頭を満たしてしまう。
でも、こんなこと考えるくらいなら何かもっと頭や手を動かしたい気持ちが今は先導している。
仕事でどんな状況に陥っても、いちばん大切にしたいことははっきりしている。私は誰よりも、自分自身がいちばん大切だと思っているので。

ピラティスも、月に3回くらい通うのが目標だったけれど、今月は毎週通えて先生にも「がんばったね」と褒められた。
レッスンの時間が決まっているから、通うのも体力ややる気の問題だけでなく、タイミングである部分も多いけれど、たまたまだったとはいえしんどかった時期にがんばろうと腰を上げられたのは本当によかった。
1週間、デバイスを抱えたり、叩いたりしながら曲がったものを、息を深く吸って整える時間が私にとってかけがえのないものになったのは確かだ。


新しい挑戦に立った10月、あっという間だったなぁ。短い秋、冬の足音ももうすぐそこまで。
11月は私にとって、たくさんの楽しみと幸福がぎゅっと詰まった月になるはずだ。その分踏ん張らなきゃいけない瞬間もたくさんある。
現実に心踊らされている分、最近悪夢を見る頻度が多くなり、深くなった。目を覚ましてしまえば、朝陽に照らされた1日が始まってくれるから大丈夫。

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