2023.07.31
夏になると体調を崩す。手元ですぐに確認できるものだけでも、5年くらいは毎年この時期に自律神経がやられてぐったりとしていた自分の記録があった。
殺人的な日の強さと、思考をぐずらせる湿度の高さと、容赦なく冷やす冷房に耐えられないのだ。その代わり、夏の日の夜は他の季節の夜よりも特別に好きかもしれない。
終わりへ向かうものを惜しむよりも、終わってしまったものの余韻に浸る方が好きだ。
夏は肌に合わないけれど、夏という季節がくれる刹那的な時間はどの季節よりも好きなのだろう。
「まだ明るい