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棒人間コーチをつけてみた


自分がどんな走りをしてるのか興味がある。街ランをしていてもガラスに自分の体が写るとどんなフォームで走っているのか気になってしまう。
今回はアシックスとカシオがコラボしているモーションセンサー(ランメトリックス)をつけてみて、可視化して見ることにした。これを着けて走ることで21カ所のセンサーが、左右のバランス、腕の振り、ストライド、ピッチ、捻れ、重心の位置等々、自分のフォームを分析するもの。

こんな風に腰につけて走ってみた(ランメトリックスホームーページより)
左が外にずれては水掻きをしている

まずは上半身。以下の青い線が自分だが、腕が前へ出るときに思っていたより、自分の腕は90度に曲がっておらず、無理して中に入れ込んでいる。左右に水を書いている感じ。腕はどちらかと言うと意識しなくてもなんとかできていると思っていたし、
リラックスして走っているつもりが、どう見ても力んでいる。

次に下半身。背が低いからピッチが小さいと思っていたが測ってみると、自分の身長に対してピッチはかなり大きかった。驚いたのが手術をした右足のピッチが左の1.3倍くらいある。また、左の足が大きく外に出て行ってしまってる。そして右の足は前に行こうとして、自分の背よりも大きな歩幅を描いてしまっている。

なんとなく軸がずれてるなと思ってたのは、これが原因なのかもしれない。
重心左右のズレ骨盤が右と左にずれて走ってしまう。つまり自分の体重をうまく前に乗せられていない。

右足が大きく前に出ている


最後に着地。市民ランナーは平均台の上は歩くような走りではなく、1本の線をまたぐような走りの方がきれいに重心が使えるらしい。私は足を1本の線を走っている。
さらに、つま先で走ってしまうところがあり、後ろに蹴るのが下手だというのが明らかにわかった。足の裏で綺麗にスタンプを押すように走るにはまだまだ改善が必要だ。

全体を通じて、私は走る時に体が右と左に行ってるブレが高い。長距離を走ると、左足の小指の裏が水脹れになり、硬い豆になってしまうが、この重心のずれの補正をしようとして踏ん張って小指側に負担がかかっている可能性がある。
さらに自分自身の重心と足運びがうまいこといかないために自分で減速をしてしまっている。
改めて走るって基本的なことだけど難しい。まだまだ分析は足りないが、いつも自分がどんなフォームで走っているのか気になっていたので、まずは可視化できたことで、気をつけたいと思うところがはっきりした。なんかスッキリ、棒人間先生、ありがとう。

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