見出し画像

海外の方へのおみやげ

日本に休暇で帰国してまた現地に戻るとき、同僚やご近所の方に

「何かおみやげを持って帰りたいな」

といつも思います。

そしてどうせ渡すなら喜んでいただけるものを、日本について関心を持ってもらえそうなものをお渡ししたい。

最近は海外からの訪日客も増え、彼らも日本を去るときにたくさんのおみやげを買っていくようですが、だからこそなおさら生粋の日本人として

「こんなものもあったのか!」

と相手を驚愕、歓喜させるようなおみやげを持っていきたいという欲求が出てくるのです。


ところが、おみやげを渡す相手の顔を思い浮かべ、彼らの嗜好などを考えはじめると、一体どんなおみやげなら喜んでもらえるかがだんだんわからなくなってきます。

それで帰国するたびにデパートやスーパー、百円ショップ、挙句は空港の売店で長時間立ち尽くして考え込んでしまうのです。


結局はお菓子が無難かなと思うのですが、

いかにも日本っぽい抹茶味のチョコレートや、
かつては「必殺」のおみやげだった

「きのこの山」「たけのこの里」

も最近はアジアの大型スーパーでは類似品まで売られていて、まったく新鮮味がありません。

お煎餅や「おかき」など日本らしいお菓子も思い浮かぶのですが、まず固い食べ物は海外の人にとって馴染みがないことが多いのです。

ならばと「あんこ」の入ったようなお菓子も海外では「黒い色の食べ物」に抵抗感があるようで、そういったお菓子は逆に気持ち悪がられたりします。


「おかき」や「おまんじゅう」を渡した日には、目を白黒させて食べながら、こちらに気をつかって

「はびーび、ありがとう!
 これ、おいしいよ」

なんて言ってくれる同僚を見るのは、なんだか彼らに罰ゲームを課しているようでツラくなるのです。


ちなみに「おみやげはワイロ」と解釈する文化もあります。

私のいるヨルダンはそうなのですが、こういったところでは特に初対面や関係の浅い人に

「お近づきのしるしに」

持っていくおみやげは、カバンに入れるのを考え直した方がいいと思います。

良かれと思って渡すおみやげが、かえってその人に警戒され、相手を遠ざけてしまうことになります。

私のいるヨルダンはイスラム教ですので、豚肉やお酒、そのエキスさえ入っている食べ物は御法度ですし、それも併せて考えますとヨルダンに持っていけるおみやげって

「何もない」

のです。だから何も買っていかなくていいので、ヨルダンでは気分が結構楽ではあります。


この投稿のヘッダー画像は、ヨルダンから日本に「ばらまき用」として持って帰ることが多かった

「ナザールボンジュウ」
「魔除けの石」

です。日本でも売っていたりするようで、これはホントはトルコからのおみやげになるのですが同じ中東だし「まあいいか」と。

この青い色が好きで、私も自宅の鍵や車の鍵に付けています。

またヨルダンには死海があるので

「死海の塩」「死海の泥」

を日本の家族や特に女性にお渡しすることが多いです。

「魔除けの石」は一度渡してしまえばそれ以降お渡しすることもありませんが、「死海の塩」と「死海の泥」はリピ率高いです。


【追伸】
最後にNoteを投稿してから、はや3ヶ月が経ってしまいました。

去年2月に私が関わっている国際協力プロジェクトが終わり、3月1日に日本に帰国、そのまた2週間後にヨルダンに戻ってきました。

ここで自分の会社を作ろうとこの3ヶ月奔走しており、Noteに向き合える時間とエネルギーがありませんでしたが、ようやくいろんなことがひと段落したところです。

また今後も異文化関係のお話や、心に浮かんだあれこれを綴っていこうかなと思っています。

フォローさせて頂いている皆さんのお話、これから少しずつ拝見しに参りますね。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

はびーび拝