298日目（フラメンコ）

Mojaiikのイベントで地球市民交流センターへ。フラメンコを教えてくれるみやこさんはスペインで実際にフラメンコに触れてきたこともあり、踊りもさることながらお話が面白い。フラメンコのルーツであるジプシーの歴史や根っこにある考え方も教えてくれた。踊りは生活そのものというジプシーのくらしから、わたしは思わず普段の生き方を見つめずにはいられない。昔に頃に比べ、いまの仕事はなんだか暮らしからかけ離れてしまっている。そして子供もまた、昔の暮らしとは違う暮らしをしている。育つことも暮らすことも働くことももっと身近でいいはずで、記号や理念やイメージが先行している今の時代にとって、ジプシーの暮らしは新鮮に映る。

子どもたちは仲良く遊び、その横で大人は真剣に踊る。動きがわからなくても足がもつれても、三拍子が回り続けている空間は心地よかった。

会が終わったら広場でおにごっこ。子どもたちはこの時間を楽しみにしていたようだ。途中で雪が降り、雪を食べ、アイスを食べたら雨に変わった。濡れながらなんとか車に乗ったあと、珍しく姉妹二人ともご就寝。

台風一家の本領発揮であった。