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折に触れる


私は春夏秋冬の中で、春と秋と冬が好きです。
(暑いのが苦手故に夏は苦手です)

春は程よい気温で陽射しが優しい。
特に詳しくはないのですが、花が咲くのも嬉しい。
桜が好きだから高校生の頃は親友とよくバイト終わりにお花見をしていました。
しかし、私は花粉症なのでそこは少し嫌だなぁと思ったりもします。

夏は暑くて体調を崩しがちになりますが、
洗濯物がよく乾く。
花火、ラムネや西瓜やトマトなどの野菜、朝の眩し過ぎる青空と朝の陽射しが残る夜のうだる様な生ぬるい風。
夏は苦手ですが、四季の中で最もノスタルジーを感じられる季節だと思います。

秋は夏のありあまる活力の様なものが少しずつ減ってゆく。
度々「秋は物悲しい気分になる」という人もいるようですが私はあまりそうは思いません。
〝夏のノスタルジーの延長〟の様に感じるのでとても好きです。
紅葉も楽しみな季節です。

冬は寒いのが好きな私からすると、寒いことがとても嬉しい。
何故か寒いと安心します。
外出して、自宅に戻り暖房を付けると暖かくなるのも安心します。
多幸感に近しいものなのではないかと思います。
交通機関の事を一切考えないとするならば、雪が降るのが毎年楽しみです。

冒頭で「夏が苦手」と書きましたが、苦手という事も含めて私は四季が好きです。

最近は夏と冬がやたらと長く、春と秋は訪れた事すら分からない程早く過ぎ去ってしまい少し寂しく思います。

四季はいとも簡単に〝折に触れる〟ことができる身近な存在だと思います。


過去の事を振り返る時、四季はよく印象に残っています。
そのためか、季節が変わる毎に楽しかったこと、悲しかったこと、何年前のこの時期はこういうことをしていたなと思い出す事ができます。
私にとって四季は当たり前に訪れるものだと思い込んでいましたが、もしかしたら近い将来なくなってしまうのではと考えると寂しく思います。




9月ももうすぐ終わってしまいます。
たった一ヶ月前の8月はとてもとても暑かったのにもう肌寒くなってきました。
今年は世界中で某ウイルスの影響を受けた年でした。
今もまだ収束するのかすら不透明です。
その点に関しては私も、きっと私以外の人々も不安で嫌気がさしているでしょう。
それでも2020年に秋が訪れた事は嬉しく思ってしまいます。

折に触れる
私はこの言葉が情緒や風情を感じられるので好きです。
もちろん、四季以外でも頻用される言葉ではありますが。




フジファブリックの「若者のすべて」
GOING UNDER GROUNDの「トワイライト」
BUMP OF CHICKENの「話がしたいよ」

この時期にぴったりの大好きな曲です。
この文章を読んで頂いた方は気が向いたら聴いてみて頂けたら嬉しいです。



季節の変わり目でもありますので、体調を崩されませんように。






画像は数年前の今頃に親友が撮ってくれたものです。
今お互いが生活している場所は離れているので、今年は1、2回しか会えていません。
来年は一緒に過ごせたら嬉しいな。




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