読書会第125回 向井和美『読書会という幸福』

先日開催した読書会のレポートです。

課題本について


”わたしがこれまで人を殺さずにいられたのは、
本があったから、そして読書会があったからだと
言ってもよいかもしれない”

という帯にドキッとしたが、著者が参加してきた読書会の経験から、読書会を継続していくには?参加者の心得、司書としての開催レポート、翻訳者としての視点での読書会などこれから読書会に参加しようとする方はもちろん、参加経験者、主催経験者が読んでも有益な楽しい本。

話されたこと

本書の感想を一通り話して、メインは参加者と私の過去の読書会参加経験から、どんな読書会が印象に残ったかを中心にお話しした。

参加者によって、読書会に求めることは違う。

純粋に本の内容について話したい人。
本の内容から派生して自分はどう考えたか、内容をどう活かしたいか、
などを話題にして会話を展開したいと思う人。

私の読書会は後者のスタイルを取る。
少人数制にしているのも、ひとりひとりに沢山話してもらいたいとの想いがあるからだ。
本を完読しなくても参加OKとしているのもこのスタイルをとっているから。
一つでも印象に残ったところを語ってもらい、あとは流れに任せて好きなようにおしゃべりする。
堅苦しい読書会にしたくはない。

自由度の高い読書会を今後も運営していく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?