見出し画像

POSのABC分析

今日は王道的な話

1.ABCランクの話
  売り上げに対して、例えばお茶カテゴリで商品α、商品β、商品γ
 商品Δ、商品εの5種類があるとして、全体の50%をα、βで占めている
 場合、Aランクの閾値50%なら商品α、βはAランク商品。
  Bランクの閾値を70%としたときにγを含む場合、商品γはBランク
 商品、残りの30%を埋める商品がΔ、εの場合、商品Δと商品εは
 Cランク商品です。ABCの閾値を設定して全体で100%としたときの
 構成比上位からランク付けをする考え方が、ABCランクの考え方です。

2.何をABCで見るか
 ・金額、数量、粗利
 ・容量、販売単位
 ・リピート率、スペース構成
  金額、粗利が高く、面積も取らず、リピート率が高ければ超優良品
 ですね。

3.現実
  売れ数が取れて、売上が上がるものばかりを並べると、利益の部分で
 棚割提案で、もう少し利益商材をという声が出ます。
  一定のリピート率があり粗利が確保できるものがCランクであったり
 します。

4.Cランクでも充実していないといけない商品
  スパイス棚は、同系統の商品で欠品があると、一気に品ぞろえの信頼を
 失うため、スパイス棚の欠品は良くないという話があります。

5.ID-POSと組み合わせた時の仮説
  平均購買額が高いお客様で、定期的に購入するCランク品があると
 します。そのCランクをカットした後に、購買単価が果たしてどうなるか
 単品で見た時にCランク品、これを平均購買額とリピート率の縦横軸
 で見た時にどうなるか。

今日はこんな感じで。

お読みいただきありがとうございます。 宜しければサポート頂けると幸いです。