EV BOSCO の加速
ちょっと間が空きましたが、EV BOSCO の加速のことを書きたいと思います。
冒頭の写真に写っているピックアップトラックは、私の所有するEV BOSCO です。普通車用の駐車場に停めると、こんな感じのカワイイ子です。それが余裕で75km/hとか出せてしまうんです。
まだアクセル全開で走ったことがないので最高速度は明言できません。それでも75km/hも出せれば大抵の道路は他の車の迷惑にならずに普通に走ることができるかと。
加速のコツ
ただ、その75km/hを出すにはコツがあります。それは
いきなり加速しない
ということです。
オートマ車とは勝手が違う
EV BOSCO は「前進」と「後退」以外のギヤがないので、オートマ限定の自動車の普通免許で運転ができます。オートマ車で高速を出すと言うと、アクセルをベタ踏みして希望の速度まで一気に持っていって…という一連の動作を連想しますが、それはEV BOSCO には不向きです。
これは私の、乗ってみての感覚なのですが…EV BOSCO のアクセルは加速という意味合いとパワーという意味合いがある感じがしています。アクセルがとても強い時は(坂道発進など)力強い走りが必要な時という意味合いになってしまい、速度はそこまで期待できません。アクセルが少し強めの状態だと、どんどん加速してゆきます。
アクセルは4段階というイメージ
イメージとしてはアクセルが4段階ある感じです。
アクセルがゆるいほうから順に
1. ゆっくり減速
2. 速度維持
3. ジワジワ加速
4. 加速よりもパワー
という感じです。この4段階は、アクセル1個で走行モードが4種類あるのではと思うくらい、使い分けが必要なものです。
走り始める時に4をやってしまうと、ロケットスタートになってしまいます。もしロケットスタートをしてしまった時は一旦アクセルを1に戻さないと十分な加速が得られません。
それと EV BOSCO は回生充電という機能があります。これはブレーキを掛けた時やアクセルを戻して惰性で走っている時に、使わないエネルギーで充電される仕組みです。私の EV BOSCO の場合、カラカラという音をしている時は回生充電がされています。
この回生充電は、ギヤがニュートラルだと行われません。EV BOSCO はアクセルを戻してある程度の減速がされると自動でギヤがニュートラルになります。
そこで大切なのが「1. ゆっくり減速」というアクセルの使い方です。長い下り坂でカラカラという音が切れてギヤがニュートラルに入る少し前に、あえてこのアクセル使いをすることで引き続き回生充電が行われます。
これが上手にできるかどうかで、1回の充電で走れる距離が変わってきます。うまくいくとアップダウン1個で2%くらいバッテリー残量が変わってきます。
今回は加速の話を書きましたが、最後に少しバッテリー残量の話が出てきました。次回は省エネ走行のコツについて書きたいと思います。
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