学祭用ゲームの難易度調整の話
こんにちは。記事を書くのは初めてなので温かい目で見ていただけるとありがたいです。
今回の内容はタイトル通り学祭で公開するゲームの難易度調整についてです。11月に工大祭(九州工業大学の学祭)がありました。私は重力反転を使って進んでいく3Dアクションゲームを作って展示をしていましたが、クリア者がほとんど出ませんでした。しかも多くの人が1ステージもクリアできないという状況でした。最初のステージはこんな感じです。
理由としては3つ考えられます。
理由 ①操作が複雑
これが最大の理由だと思います。ゲームをプレイするのに必要なボタンは、移動するための方向キー(↑→↓←)、カメラ操作のためのz,x, q,a, w,sキー,重力反転のためのspaceキーでした。多すぎました...やはり操作はできるだけ少ないほうが良いですね。操作に慣れると操作が大変に感じることはなくなります。しかし、学祭で操作に慣れるまでずっとやってくれる人はあまり居ないので学祭で出すゲームで操作が複雑なのはかなりまずいですね。そしてこの理由①と絡めて次の理由②がかなり問題でした。
理由 ②客層の見誤り
C3の展示に来たお客さんで非常に多かったのが小学生以下の子供たちでした。小さい子供たちはパソコンを触ったことがない子がほとんどだったので理由①の効果に影響しました。また小さい子だけに限らずアクションゲームをあまり遊んだことがない人が多かったです。ほとんどアクションゲームをやったことがない人でも楽しめるようなステージ、難易度調整を心がけるべきだったと思います。
理由 ③急な難易度上昇
この記事の冒頭で見ていただいた動画ですが、重力反転を使う場所が二カ所あります。そして実は前半と後半でかなり難易度の差があるんです。前半と後半での操作を細かく見ていきましょう。前半は
位置を合わせる→重力反転→位置を合わせる→重力反転
このような感じです。それに対し後半は
足場との奥行きを合わせる→重力反転→右に進む→止まる→重力反転→右に進む→止まる
このように複雑な操作を要求されます。
まとめ
以上の3つから、工大祭で出すゲームは
①操作を簡単に
②初心者でもプレイできる難易度に
③徐々に難易度を上げる
この3つを考えて作るべきだと思いました。次回作は新入生歓迎会用になるのでおそらく②はあまり気にしなくても良いかもしれませんね。ただ①と③は気をつけてプレイヤーのストレスになるような要素はできるだけ少ないようなゲームを作っていきたいですね。
おまけ クリア者ほぼ0のもう一つの理由
ラストステージはこんな感じでした。