一日一回良かったことを書く

何年か前だろうか。大学の友達から教えてもらった「日々を楽しく生きる」方法(?)がある。

毎日、その日1日の中で良かったことや楽しかったこと、嬉しかったことなどを小さい紙に書いて、それを入れものに入れていくというものだ。毎日幸せな気分になれるだけでなく、一ヶ月経ったときにそれを見返すことができるという点で、幸せ倍増になるのだ。

ちなみに、入れものはたとえばこういうものだったはず。


百均の画像から拝借


それまで日記を書いていたのだが、これを教えてもらった私は当時一ヶ月くらいやってみた。
続かず途中でやめてしまったけれど、何年も前のこの体験は今でも鮮明に思い出せるものである。

だから、今日からまた別の形で再開しようと思う。
紙で一言書いていくやり方のほうが楽かもしれないが、紙の整理でいつか捨てざるをえないときが来るだろうし、と考えた末に思いついたのがここnoteに書いていくやり方だ。

今は思いつくことをそのまま書いている。毎日なにかしら良いことや嬉しいことはあるはずなのに、1日が終わるころには忘れてしまっている。それはきっと、楽しかったことやポジティブなことに意識を向けていないからなのだろう。

だから、良かったことに目を向けて日々を過ごすためにもまた始めてみたい。

ちなみに今日は、こういうものに行ってきた。久しぶりに東大へ。直接、私の研究とは繋がりはないのだけれど、言葉に関わるもので面白そうだと思ったので。

文学部公開講座


方言について考えたことはほとんどなかったし、訛りは共通語からの派生とばかり思っていた私にとって、今日の講座は目から鱗の数々だった。

研究会やこうした講座の良いところは、新しい知識を得られる点だけではない。むしろ自分とは異なる分野の方々、先生方、研究者がそれぞれ精力的に研究に励んでいることをなまで身をもって感じられる点である。
私はそれだけで自分の研究や勉強、仕事に対する動機につながるのだ。一人で黙々と作業できるタイプではないため、研究会などでの人との繋がりや不可欠だ。

久しぶりの本郷キャンパスは、太陽の光とキラキラした学生たちでやはり輝いていた。


本郷キャンパス

またきっと近いうちにここに来ることになるだろう。いつでも来られる場所なのだけれど、やっぱりここは自分の居場所であり故郷みたいなものなのだと感じた。

過去があるから今がある、という単純な言葉に収斂させることはできないけれど、今日を糧にして明日からも頑張っていきたい。

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