Selectos Holguin(セレトス オルギン)

 


非常にマイナー。
そもそも正規では日本に流れてこない。
これは現地民が日常的に吸うシガーであって、免税店では取り扱いがなく、売っている店も限られているので日本国内で吸うのは非常に困難と言える。

使用されてる葉は全てキューバ産。
有名ブランドシガーの品質チェックで弾かれた葉が使用され機械で巻かれている。
なのでラッパーの色などは無選別だろう。(実際バラバラだったので)
具体的に葉っぱの産地や特定のブランド用の葉が使われているとかはいくら調べても出てこなかった。
まあこのシガーの在り方を考えると解らなくていい情報ではある。
サイズとしてはペティコロナより少し細身に感じるくらい。


まず外観から言うとボッコボコで葉脈が酷い。
色のバラツキも酷いし斑点が出ているものもある。
外観を無視して葉を纏めるためだけのラッパーという感じだ。

そして吸い始めると片燃えは当たり前で個体差が有るのか自分の吸ったものは灰の表面が燃えきらず炭になっていた。(そのくせ1cm位で灰は自然と落ちる)
葉も不均一なのか終盤に差し掛かるところで非常に熱くなる。
セレトスは機械巻きだが巻かれている工場は高級葉巻と同じ工場らしく品質は保たれでいるみたいだが試飲した個体は巻きが緩いと言わざるを得なかった。
実際数十本ほど入ってきたのでそれぞれ確認したが巻きのバラツキはかなりあった。
よーわからん…

ここまで酷いの初めて見た。

ここまでネガティブな事しか書いていないが味は意外といい。

パッと思ったのがロメオのミルフレイユ。
ミルフレイユより甘さはなくドライで土っぽさと杏仁そして草感。
キューバのフレーバーもしっかりとある。

中盤から草感と杏仁が弱くなりカカオ感が出てくる。
終盤は灰を落とそうとしたら葉巻が崩壊したので知らん。

ゲテモノ食ってみたら意外と美味かった時と同じ気分になった。
始めて蜂の子食べた時を思い出しました。

この葉巻は日本語の情報が見当たら無い事と自分自身初めての体験だったので、海外サイトから一部情報を引っ張りながら試飲して書いている。
よって書いてることは100%正しいというわけでは無いので気をつけて。


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