だぶどり

とある大学の大学院生です。経済学を勉強しています。 趣味は、サウナとレコード。備忘録的…

だぶどり

とある大学の大学院生です。経済学を勉強しています。 趣味は、サウナとレコード。備忘録的に記録していこうと思います。

最近の記事

貨幣数量説と流動性選好から考えるアベノミクス下の金融政策についての疑問

貨幣数量説についてのメモ 僕の中では、 貨幣数量説(岩田規久男さん・黒田総裁) ケインズ的な考え方(白川元総裁)という対立構造のイメージ感。 ○貨幣数量説・流動性選考から考える日本の金融政策についての疑問 ①アベノミクス下で日銀がやったことは、ETFの買い入れ、つまり株価の下支えをした。つまり、株価が下がらないという期待を醸成して、皆が現金ではなく金融資産を選択する状況を生み出したのではないか?(流動性の罠) ②ほぼゼロ金利の中で、金融政策の実体経済への波及効果をどう考え

    • 疑問:生産性が上がると賃金は上がるのか??

      生産性の謎 生産性が上がると賃金が上がる? まとめ そもそも生産性というのが不思議な概念だなと学部時代から思い続けていたところ、Youtubeの日経テレ東大学という番組で取り上げられていたので疑問をメモに残します。学部時代に、(今振り返ると恥ずかしいですが)「生産性と賃金とコーポレート・ガバナンス」という論文(正確には紙ゴミ)を書いたこともあります。 日本の実質賃金のデータをちょこっと。横ばいですね。  宮川努先生の「生産性とは何か」によると、 「生産性とは、労働、

      • 富の真の尺度は、それが人間の良き生に対してなす貢献度だけである。

        • 深夜のテンションでnoteを始めてみました。

          自己紹介と共に、三日坊主にならぬよう始めた動機を記述する中で整理したいと思います。 ○自己紹介 とある大学の大学院で経済学を勉強しています。研究テーマは、世界大恐慌期の金融機関の役割・機能です。具体的には、銀行がどういう機能を果たしていて、中央銀行、日本で言えば日銀が何をしているのかについて勉強しています。なぜその研究テーマにしたかは、いずれそのうち。 ○noteを始める動機 動機としては2点あります。それぞれ整理したいと思います。 ①アウトプットの必要性の実感  

        貨幣数量説と流動性選好から考えるアベノミクス下の金融政策についての疑問