好きなことを楽しめ
私には、心の底から「友達だ」と言える人がいない。
だけど、そんな生活が楽しくないわけではない。
友達がいなくても楽しいし、むしろ自分のしたいことが自由にできて幸せだ。
だけど、本当は寂しさを紛らわすために言っているんだ。
みんなが複数人で楽しそうにしてたり、友達と遊びに行って楽しかった!みたいなインスタ見たらすごく羨ましくなる。
だったら見なきゃいいんだけど、見てしまう時もあるよね。
私は過去のある出来事がきっかけで、人間関係を築くのが下手だ。
なぜ、「苦手だ」と言わないのかと言うと、ある先生に言われたからだ。
「苦手は苦手じゃない。やらないだけ。何でも苦手だと思って避けてるとできなくなるし、苦手は思っているより苦手じゃない」と。
解釈を間違って欲しくないところは、「逃げ」ではないこと。
この先生の言う「苦手」はやらなければいけないことだけど、「逃げ」は自分を守るために必要なことだからね。
人間関係を築くのが下手。
例えば、会話が続かないとか、深入りされたくないとか。
過去に、束縛されて共に依存してしまった結果、良いも悪いも言えなくなったことがあるから、友達を作るのが怖いんだ。
過去に囚われているよね、と言われれば本当にそうだ。だけど、私にとってはその出来事が苦しいものであったことはわかって欲しい。
大学に入学する前に決めたことがある。
「深入りしない」
「人に期待しない」
もう傷つきたくないからかな。人間関係で。
でも、そんな私を見て母が言ってくれたんだ。
「ちなはちなの好きだことをしてればいいねん。好きなことを楽しんでたら、そんなちなをみて一緒に居たい、一緒に頑張りたいって近づいてきてくれる人が必ずいる。無理に友達を作ろうとか、仲良くなろうとか思わずに、ありのままで楽しんでたら必ず人はついてくるよ。」
この言葉を聞いて、肩の荷がおりた気がした。
「好きなことを楽しめ」
こんな簡単なことが、今までの私にとっては簡単じゃなかった。
暗いトンネルを抜けそうで抜けないところ。
だけど、この言葉を聞いてようやく光が見えてきたよ。
人に好かれようとしなくていい。
人のために頑張ろうと思わなくていい。
まずは、「自分のため」に自分の人生を生きよう。
あなたはあなたにしかなれない素敵な人になってください。
生きててくれてありがとう。
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