ゼロベースの目線

6/12の結婚式延期を担当プロデューサーさんにお伝えした後、プロデューサーさんから「伝えたいことがある」ということで、改めて話し合いの場がつくられた。

そして、そこで伝えられたこと

「プロデューサーが変わる」

覚悟しているつもりだった

でも、その場で涙が溢れて止まらなかった

予想はしていた。

担当プロデューサーさんも実は昨年結婚式を延期したタイミングで、独立しCRAZYを退職されていたから。それでも1年間はCRAZYからの委託という形で私たちの結婚式を最後までプロデュースしてくれることになり、ここまできていた。ただ、彼も新たな道を歩み始め1年が経ち、その中で挑戦していくであろうから、またこれから1年同じような形態でプロデュースできる環境ではなくなる可能性があることは容易に想像できた。

それでも、いざ現実となり本人の口から聞くと、悔しい気持ちが強くなり感情が出てしまった。コロナがなければ・・・そう思ってしまった。

結婚式場を選んでいる時、CRAZYで初めて説明を受けた際に「この人いいな!ぜひこの人にプロデュースしてもらいたい!」と思った方がいた。残念ながらその人は人事の方だったので、プロデュースはできなかった。それでも、私たちの想いを汲み取り、その人が絶大な信頼を寄せている人を担当プロデューサーにしてもらえた。それが今の担当の方。とても穏やかな口調でヒアリングをみっちり行いつつ、私たち夫婦に大きな気づきを与えてくださった方。この人と一緒に結婚式をつくっていきたいと思っていたから、一緒に最後までできないのは本当にさみしい。

それに不安もある。これまでみっちりゼロから一緒に作ってきて、私たち夫婦を一番理解してくれていた方がいなくなり、後任の方は熱量持って一緒に作ってもらえるんだろうかと。でも、それも私たち二人に与えられた一つの試練だと思うことにした。これまではプロデューサーさんにリードしてもらっていた。でもこれからは、私たち二人が新しいプロデューサーさんをうまくリードしていけるといいなと。だって、二人がやりたい結婚式は二人が一番わかっているから。

「意志ある人生を生きる」この言葉に強く共感したから今があるし、プロデューサーさんが意志を持って挑戦しようとしていることに私自身心から応援したい。

そして、旦那が言った。「CRAZYに初めて来たときの2年前の自分たちとは違う。あれから、一生大切にしたいコンセプトをもらい、それに沿うような人生を少しずつ二人で歩んでいる気がする。だから、そんな今の自分たちをゼロベースで見てくれる新たなプロデューサーさんの目に、自分たちがどのように映るのか楽しみ」だと。

本当にこの人と結婚してよかった。こんなポジティブで素敵な観点で捉えてくれる人が隣でいてくれてよかった。

担当プロデューサーさんが変わってしまうことはとても残念だけど、私たち夫婦がどうしたいかを大切に、これからも歩んでいきたいし、これまで担当してくださったプロデューサーさんに感謝しつつ、それぞれが自分の人生に向き合い、誇りをもって歩んでいけると最高だな。。

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