映画「ナイトメア・アリー」
原題: Nightmare Alley (2021)
はい、待ってましたギレルモ監督の新作です。早く観に行きたかったんですが、なかなか都合がつかず。退勤後、ちょうど良い時間にやっと観に行けました・・絶対に夜の回で観たかったんですよね(謎のこだわり)
前作の「シェイプ・オブ・ウォーター」が好きすぎたので、超えられはしなかったけれど、序盤からアッ・・これは好きなやつだわ。と確信しました。年々おトイレの心配をするようになってきているお年頃ですが心配無用でしたね。集中しすぎて約3時間近くがあっという間に過ぎました。
ギレルモ監督といえばクリーチャーの印象が強いですが、こちらは脱クリーチャー映画。
そんな中にもギレルモ監督らしさを感じられる作り込まれた世界観と、ノワールな雰囲気で好きでした。
まず、俳優陣が豪華!脇を固める俳優陣も、皆さん癖強めな方々ばかり…(褒めてる)
当初スタン役はレオナルド・ディカプリオが演じる予定だったとか。なんか違う気がするのは私だけでしょうか
ブラッドリー・クーパー、スタンというキャラクターにハマってる。あの甘いマスクと色気で読心術されたら誰でも信じちまうわ。人たらしっぽいもん。
そしてなんといってもケイト・ブランシェットとルーニー・マーラ!二人の共演作であるキャロル、大好きな作品なので・・主要キャラクターで登場するのは嬉しいポイントでした。
結局絡みはなかったので、観終わる頃には肩透かしを食らいましたけど。
ナイトメア・アリー映像化にはオリジナル版「悪魔の住く街」があるそうで、メッチャ観たいです。地元のレンタルショップ屋さんにあるかしら。
こうなってくると原作小説の方も気になってきました。
とりあえずカートにぶち込んどきました。
お美しいケイト様・・・なんというか居るだけで作品に深みが増しますよね。雰囲気たっぷり。映るたびため息ついちゃう。
ラスト、スタンが破滅してゆく様を見ると視聴者側としてはそれこそ見世物小屋へ集まった客になったような、妙な気分になりましたね・・前半の「獣人」への扱いが伏線回収になっていて、何とも皮肉が効いていて不気味でした。
また好きな作品が増えたらここに残そうと思います。
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