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#読書記録

【読書・朗読】大事な事は恋と革命。太宰治『斜陽』感想とあらすじ

【読書・朗読】大事な事は恋と革命。太宰治『斜陽』感想とあらすじ

『斜陽』
著:太宰治
1947年

【感想】上流階級の家庭が、戦後崩壊・没落していく様を描く。
お母さま、娘のかず子、弟の直治、直治が傾倒する作家の上原の人間関係が主軸。
かず子の視点からの物語ではあるけれど、
この四人の存在感が凄い。

戦争から帰還して人が変わってしまった直治、
高貴さをまとったまま病没する母、
輝いて見えた上原に再会した時の残念さ、
などなど、人が変化していく様子が面白い。

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