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#8 抗がん剤による口腔粘膜炎、勝負は…すでに始まっている…編集後記

おはこんばんちわなら!
編集担当のメガネです!

抗がん剤による口内炎について、Podcastでお話しています!
本編はこちらから…

ラジオ本編をまとめると、歯医者さんは定期的に行きましょう!はい終わり!となりますが…。
Noteでは、編集後記を書いていきます!


抗がん剤による口内炎、参考になる資料は?

  1. がん治療に伴う粘膜障害マネジメントの手引き 2020年版_日本がんサポーティブケア学会 / 日本がん口腔支持療法学会

  2. 重篤副作用疾患別対応マニュアル_抗がん剤による口内炎
    https://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/adr-info/manuals-for-hc-pro/0001.html

がん治療に伴う粘膜障害マネジメントの手引き 2020年版

歯医者さんには定期的に行きましょう。

薬学部だと、歯学のことはほぼ教わらない??と思います。
感染症は習いますが、歯周病って習ったかなぁ…?
そのためか、薬剤師は歯学的な知識が少ないような…気がします。(n=1, メガネの意見)。
せっかく、健康サポート薬局が創設されているわけですので、是非、いろいろな方に定期歯科検診をもっともっと勧めていただきたいなぁ…と思います。

薬剤師は、口内炎を含嗽薬でなんとかしようとしがち?

大切なことなので、何度でもいいます。予防が大切です。定期歯科検診に行きましょう。
含嗽薬のみで口内炎を予防することは難しいです。
しかし…予防法・治療法が確立していないのも現実です。
その理由として、以下の項目が挙げられています。
(国立研究開発法人日本医療研究開発機構, 革新的がん医療実用化研究事業 支持/緩和治療領域臨床試験に関する各分野における方法論確立に関する研究, 粘膜炎 [口腔粘膜炎] より)

  • 栄養状態や口腔内環境など交絡するリスク因子が多いため、個体間格差が大きく、研究対象を標準化することが難しい。

  • 口腔粘膜は構造が単純であるため、異なる原因であっても、表出される所見は類似しているため、口腔粘膜炎の評価が難しい

  • 口腔粘膜炎に対しては、多職種の介入が必要である。それゆえ施設間での介入の格差がでやすい。

  • 口腔粘膜炎に伴って障害される摂食や呼吸に関する機能は、唾液腺障害(放射線治療を行う場合)による口腔乾燥、味覚障害、嚥下障害、開口障害などの様々な要因が複合的に影響することがあるため、その評価はしばしば困難である。

がん薬物療法において、口内炎は頻度が高い副作用ですが、上記の理由もあり、今後大切なテーマとなると考えられます。

まとめっ

最後にもう一度だけ!定期歯科検診行こう!
ただそれだけを言いたかった、今回のラジオでした。

余談

生成AIでサムネイルを作り始めました!
Microsoft BingのCopilot GPTを使用しています。
ど素人もいいところですが、ワケワカメながら、いいプロンプトを探しています。
1:1画像しかできねぇのが、つれぇ…。Podcastなら全然いいんですけどね。
ちなみに、今回のNoteのTop画のプロンプトはこちら。
「A pastel-colored illustration of a pharmacist wearing a white coat and a badge, using a megaphone to explain to a large crowd that oral ulcers are preventable and regular dental check-ups are recommended. The background is light green and simple.」

なにかのご参考になれば…幸いです!!

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