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BLOG|WINTER チューン・オブ・モーション②|2024/3/30

みなさんこんにちは!佐藤です。
いよいよチューン・オブ・モーション2回目、私が受講できる最後の授業となります。今回はかなり内容が濃い目ですよ!

始めのジョグタイムでは、みんなでファイナルワークの進捗を報告。テーマがまだ決まっていない人も多く、期待と不安が入り混じった空気感です。私も頭の中でも「こんなやつ」くらいには思い描いてます。実現するかはまた別の話。。。

そしてジョグタイムの次は、先週の復習。事前に配布されたプロジェクトを使っておさらいをしていきます。

リキッドタイプのモーションを作っていきます。確か、エフェクトのブラーとレベル(個々の制御)を使うやつだったような。

・・・どうやら合ってるようです。さらに補足。
ブラーの種類についてタスク先生が丁寧にご説明してくださいます。これは嬉しい。有償でリールブラー?というものもあるくらいこだわる部分らしい。

今回は高速ボックスブラーを使います。エフェクトコントロールパネル内のエフェクトのかかっている順番に注目。エフェクトの上下、順番によってかかり方は変わります。ここは知っておくべき知識。

次のワークへ。
ファッションチックな動画にドット模様をプラスするというもの。「何がどう効果があるかは、とりあえずパロメーターをスクラブしていじってみよう!」とタスク先生。どういうエフェクトがかかるのかを確かめていきます。

ここで使用するBall Actionというエフェクトは、元々はボールを飛び散らせたりする効果のもの。だからボールにはグラデーションの影がついているのですが、デザインとして使うために「塗り」のエフェクトをかけます。すると、あら不思議!ベタ塗りのドットとして使う事ができます。

1コマ目も残り15分。最後に絶対覚えてほしいモーションのご紹介。サイバーなグリッチ表現です。

ブラー(ガウス)とグローのエフェクトをかけていきます。グローは有償タイプもあるくらい、こだわりたいエフェクトになります。お高いのよねー。
2つのエフェクトをかけたら新規平面作成。そしてフラクタルノイズのエフェクトを追加。詳細をいじっていくと、、おぉ、ノイズっぽい。

追撃はまだ終わらない。調整レイヤー作成後、「ディスプレイスメントマップ」のエフェクトをかけます。はい、正直にお話しすると、エフェクト→ディストーションのラインナップって苦手意識あります。なので教わるの助かります!

ここまでで作ってみようコーナーは終了。チーン!
濃密な時間でした。

ここからは、ファイナルワークのお話。タスク先生から受講生へアドバイスの時間です。ふむふむ、絵コンテが苦手な私には高い効能を発揮するお話。手を動かすどうこうよりも、考えるべきところは整理しようという大事な大事なお話しでした。(ここら辺のお話、復習アーカイブでみようっと!)

その後もヌルレイヤーとモーションブラーを使ったワークを学んだ後、お楽しみランチタイムです♪

魚が美味しい。なかなか魚を食べる機会が少ないので嬉しいです!

さて3コマ目。序盤に先生がクライアントと打ち合わせする際のやりとりをちらっと拝見。さすが伝達の達人タスク先生。とても丁寧にモーションの説明をしているなぁ。私ならとりあえず見てください的な文章で完結させてします。。。こういうプロの普段のお仕事を拝見できるのもBYNDならではという感じがします。

そして、ラストワークへ。
浮かぶ月がドクロに変わるというモーションです。

どう動かしていこうかな?を考えていきます。まずは整理整頓。レイヤーとして、時間軸として整頓。グループ化できそうなレイヤーをラベルで色分けしていきます。

はい!「ラベルグループを選択」というものは初知識です。便利ですね。

音楽波形の山に注目。一つ目の山、二つ目の山のそれぞれ波形の山の頭に、マーカーを刻んでいきます。

背景が出てきて月が出てくるか?それとも逆か、、
タスク先生のディレクションでは、雲→月→月からドクロへ変化という順番で作っていく事に。3つの雲を1フレずつずらし、有機的なものに変化をつけるのが粋な演出。

月の変化については、読み込んでいるIllustratorデータをベクトル化させます。パスを変化させるのは難しいため、タスク先生の指導の元、みんな少しずつ丁寧にパスをドクロのラインにあわせていきます。Illustratorに慣れてる人はここの作業が早いですね。

出来上がったドクロのパスに目鼻をつけます。目鼻のレイヤーはあるのでトラックマットで表示させます。

と、ここでタスク先生。「ちょっと心残りがある」と。なんでしょう?
曲の最後に「チャン♪」の音が残っている。そこに何も動きがないのが気になるそう。確かに。最後の部分でキマるよう動きを追加したら、完成!

ここまでで一旦休憩。ふー、みなさんお疲れ様でした。

残った時間はタスク先生から配布された、物凄いプロジェクトの中身を拝見。

私もこんな風に作れるようになりたいな〜。その前にファイナルワークを頑張らなければ!

来週の私は笑顔でいられているでしょうか?

これでBYNDの授業は終了。ビデオグラファーから始まり、濃密は4ヶ月でした。タスク先生、ヒロ先生、そしてTAの武井さん、文田さん。皆さんのサポートがあったからこそ、動画制作の学び直しをする事ができました。本当にありがとうございました。これから個人の作品作りを続けて、恩返しできたらと思います!

(Writer:受講生・佐藤みずきさん)

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