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BLOG|SPRING ビデオグラファー④|2024/5/4

GWなのに季節はすっかり夏の様相で、青山のスタジオに汗だくで到着したブログ担当の小川です。今回はビデオグラファーコースの最終日、4日目の振り返りをしていきます。

初夏のBYND青山スタジオ

最初はいつもの宿題のフィードバックからです。
今回の宿題はインタビュー動画の編集だったのですが、これってよく見る動画の代表格じゃないですか。素材もそろってる、やり方も知ってるはずなのに、どこから手を付けたらわからなくて、苦戦しました。

見るのとやるのは大違い。スポーツでも手芸でも、上手な人が簡単そうにやってること、自分でやろうとしてもできないっていう、あの感じ。私もなんとか妥協して、帳尻合わせて提出したのでした。

宿題のフィードバック中

今日は最終課題に向けて「伝えたいことを画と音で表現する作品を作る」ための準備がメインです。ああ、本当に、卒業まで秒読みなんだなというテーマ。

そもそも動画を作る前に、動画ならではの伝え方、得意なこと、不得手なことについてなどの特徴や使い道についての理解が不可欠です。受け手ではなく、作り手側の目線で気をつけなければいけないことの説明を聞きます。

実はこれ、大人向けの授業カリキュラム組む場合、1日目に持ってきそうな内容だなと思いました。ちなみに子供向けの講座なら、先にガジェット触らせまくって、もっとやりたいと欲を出してもらってから、お話に入ります。

つまり、ここに来た私たち、好奇心刺激型の授業構成で迎撃されている。まんまとその手口に乗せられて、前のめりで授業を受けました。歴代BYNDクラスの中でも、かなりわちゃわちゃしてるとタスク先生に言わしめる今回のビデオグラファークラスなので、この戦略は見事にはまったのではないでしょうか。

好奇心旺盛の代表格タスク先生

わちゃわちゃはほめ言葉(多分)

中華の匠・豪華幕の内弁当

今日のロケ弁は中華。写真は私が食べた酢豚ですが、ほかにも油淋鶏や生姜焼きやらいろいろあったみたいです。ちなみに、授業後に打ち上げで行ったお店も中華だったので、中華三昧な一日になりました

午後の授業の中でタスク先生が話してくれたのは、適材適所の大切さです。
足りなくもなく、多すぎもしない絶妙なバランスというものが、美を作ります。画の中に緊張感があると、見ている方も目が離せないので、創作するならそこを狙って取捨選択をすると効果的です。

撮影前に脳内で完成させておく

「あとは編集で何とかしよう」が大嫌いだと、撮影で完成させろ、なんなら撮影前に脳内で一度完成させろ、というむちゃぶりのようで、実は真理な言葉をタスク先生からいただく。

確かに、完成品が脳内にないと、スタジオ借りるとか、インタビューをする相手のスケジュールとか、後からあれが足りなかったとか、これが足りなかったとか、やばいですもんね。

今日は座学が中心でしたが、編集だけでなく、撮影もやればやるほどうまくなるので、とにかく触れ!と撮影の時間もありました。

メッセージを表現するために考えることは多い
時には大胆に寄ることが大切

そしてエフェクトの話。私、Photoshopでもフィルターめっちゃ使いたくなるタイプですし、PowerPointのアニメーションや画面切替え効果が大好物です。動画をモノクロ画像にしたり、いらないもの消したり、拡大したり縮小したりぼかしたり・・・楽しい。Aftereffectsだと、もっと色々できるそうです。

BYNDにはAftereffectsを学ぶことのできるモーショングラファーコースがあります。この後、私も受講する予定です。うふふ、楽しみです。

授業も終わりに近づき、冷めやらぬ熱を帯びたまま、締めの言葉。
デジタルハリウッド大学名誉教授の南雲治嘉先生の言葉を、ここで聞くとは思わなかった。タスク先生の師匠でもあり、私の師匠でもあります。

タスク先生も南雲先生も、同じことを言っているというのは、ずっと感じていたこと。文言をそのままここに書いてしまうのは何か違うと思うので、私の解釈としては

「怖がらず、その手であなたの作品を完成させよう」

作るのって、それを見せるのって、葛藤があるんですよ。もっと良いものがどうしてできないのか、苦しむことになる。自分にがっかりすることになる。でも、消費するだけの人生よりも、創造する人生、クリエイターな生き方は絶対的に尊い。

AIが自動で作るのは「ジェネレーター」で、「クリエイター」ではありえない。AIも道具なので、それを使ってクリエイトするのはありです。材料として使うのならば、それはあなたの作品にできます。

授業後は打ち上げのお店までお散歩がてら、撮影練習会をしました。一眼レフカメラをかまえた集団を見て、何事かと思ったのでしょう。「何かあるんですか?」と通行人の方に聞かれてしまいました。

打ち上げの乾杯!

タスク先生もタケイ先生も打ち上げにも参加してくださり嬉しゅうございました。全員アルコール注文してた。飲めない人いなかったんだ・・・
なんかみんな面白かった。自分から学ぼうと行動する人なんて、素敵な人に決まってる。話が楽しすぎて、私の帰宅は終電になってしまいました。

今日で基本講座は終了なので、次に会えるのはファイナルワーク発表会の方も。協力して授業を受けてきただけに、卒業がちょっと寂しいです。作品楽しみにしてますね!

まだまだ終わらないぜ!次回、オプション講座でお会いしましょう!

(Writer:受講生・小川仁美さん)


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