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VOICE|「産みの苦しみ」のその先へ

BYND受講は間違いなく、私の人生のひとつの転機になりました。受けて本当に良かった!大人になって、こんなに心が動かされる経験ってなかなかできないと思います。

受講のきっかけ① なぜ映像を「作ろう」と思ったのか

私は昔からテレビっ子でした。特に好きだった番組はアメリカの子ども向けコメディドラマ。小4のある日、私がこれを楽しめるのは誰かが日本語に翻訳しているからだと気づきました。その日から夢を見続け、紆余曲折を経て、現在は映像翻訳者として活動しています。

…いやいや、BYND関係ないじゃん!ってそうなんですよね。絵心もない芸術センスもない。そんな私がビデオグラファー?!って、今でも不思議です。

クライアントから「翻訳した字幕を映像につけてほしい」と言われ、Premiere Proを触り始めたのがきっかけでした。そのうち「カットして」「文字を動かして」と、言われるままに映像編集の世界に足を踏み入れていきました。これが意外と楽しかったんですよね。

一方、翻訳のスキルアップのために始めたライターの仕事では、国際会議の議事録を作ったり、大学の先生にインタビューして高校生向けの記事を書いたりしていました。映像編集にハマり始めていた私は、ライティングの経験と合わせて「インタビュー動画」を作ったら楽しそう!って、なぜかそう思ったんです。カメラなんて触ったこともないのに。

受講のきっかけ② なぜBYND?

映像編集については中途半端に知識がある分、ゼロから学ぶのは避けたい。カメラの操作については何もわからないから、しっかり学びたい。でも時間もお金も余裕はない。そう思っていた時に、たまたま見つけたのがBYNDです。短期間で手の届く価格。対面で実践もある。まさにピッタリでした!

勢いよく説明会を予約したものの、急な仕事で青山まで行けず、オンラインで対応してもらうことに。こんな調子で通えるのか?説明会の前から不安でいっぱいでした。

しかし、まず惹かれたのは大内さんの人柄。わかりやすい説明に、厳しくも熱い想い、そして相手を重んじる丁寧な受け答え。すでに1講座を受けたかのような満足感を味わいました。

「忙しい人はいつまでも忙しい。きっと先延ばしにしてもそれは変わらない」
確かに。いつ受けてもきっと忙しい。だったら早いほうがいい。“今”が一番若いんだから!

BYNDの魅力① 真っすぐで優しい先生たち

いざ初日を迎えると、クラスメイトはデザイナー、映像ディレクター、カメラマンなど、芸術センスにあふれた人ばかり。…私だけ場違いでは?

ピントが合わない!手ブレしすぎ!白飛びしちゃう(泣)
わからないことだらけだったので、とにかく質問をたくさんしました。タスク先生も武井さんも文田さんも本当に優しくて、何を聞いても真剣に答えてくれました。「そんな初歩的なこと」という素ぶりはまるでなく、たくさん聞いても迷惑がらず、本当に真剣に答えてくれたんです。これが一番嬉しかった。

初日と2日目のランチはタスク先生が提案してくれて、バルコニーで食べました。楽しくおしゃべりしながら、太陽の下で食べるロケ弁は最高においしかったです。3日目は森下倉庫で、全員で輪になって食べました。大人のスクールって、各自で黙々と食べるイメージだったから、給食みたいで毎回すごく楽しかったです。

朝から夕方までびっしり授業&休み時間と放課後は質問攻め&昼まで共にする。濃いです。お得です。それでも嫌な顔をしない先生たち。大好きです。とても贅沢な1ヶ月半でした。

BYNDの魅力② 最高の仲間に出会えた!

濃いのは授業だけではありません。クラスメイトも濃かった(笑)個性豊かで笑顔の絶えない仲間に救われました。森下倉庫での撮影練習は、特に思い出深いです。それぞれが別人になりきって演じたのも楽しかったけど、翌週、提出された課題を見てさらに盛り上がりました。

ワークスプレビューは、1箇所に集まってみんなでわいわい鑑賞しました。配信後は先生たちも合流してくれました。みんな温かくて優しくて、私はもはや温泉に浸かっている時くらいリラックスしていたと思います。BYNDってすごく温かい。先生たち、クラスのみんな、本当にありがとう。

BYNDの魅力③ 「産みの苦しみ」のその先へ

もちろん楽しいだけじゃありません。ファイナルワーク制作中は正直とても苦しかったです。当初の目標どおり、インタビュー動画を撮ったのですが、思うようにいかないことばかり。

スイーツ作りのレッスンを撮影したものの、起きている事象を切り抜くのって本当に大変!画角を決めてピントを合わせている間に、撮りたい場面を逃してしまうことも多々あります。1日かけて撮ったのに、使えそうな映像をまとめると「これだけ?!」という状況。さらにはインタビュー時の環境が整えられず、音声が悲惨なことに…。なんとか修正しようと色々いじるも、いじり過ぎて訳の分からないことになってしまいました…。

「編集でなんとかしようと思った瞬間に破綻する」「撮影前の段取りが全て」タスク先生の言葉をひしひしと痛感しつつ、泣きながら編集していました(苦笑)

「もうムリかも」
提出期限2日前の夜、絶望してタスク先生にラインしてしまいました。

「諦めないで!」
先生からの返信を見て、今度は違う意味で号泣。

「あなたの見えてる世界を見せてほしい」
授業中にタスク先生が言っていた言葉を思い出しました。私の大好きな言葉です。つくづく人の気持ちを受け止めてくれる、最高の師に出会えたと本気で思っています。

タスク先生の言葉に励まされ、どうにか作品を完成させることができました。やり切った!達成感と共に、清々しいような、少し悔しさも混じっているような、でも前向きな、そんな何とも言えない感情が湧き出てきました。自分の中で何かが変わった気がします。受講して終わりじゃない。ここからが始まりです。私の見えてる世界を、私だからこそ見える世界を、多くの人に見てもらいたい。未来のことはわからないけれど、これからも作品をつくり続けていきたいです。

BYNDER:AKIKO N.
COURSE:ビデオグラファー/スケッチ・フォー・ビデオ(2024 SPRING CAMP)
WORKS:ビデオグラファー

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