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商品説明は簡潔に、詳細は質問で対応する

初めてヤフーオークションを利用したのは2000年12月のことです。
ヤフオクの開始は、1999年の9月ですので、かなり初期のメンバーです。

総合評価数は588で、数だけ見ると多いのですが、20年近くやっていますので、月あたりに換算すると2、3件となり、それほどヘビーなユーザーでもありません。
総合評価数の588のうち、出品が545件、落札が43件ですので、その9割は出品ということになります。

今振り返るとこの20年間でヤフオクのシステムはすごく改善されたと思います。
フリマを含めて最近始められた方はびっくりするかもしれませんが、例えば、落札後のやりとりは直接メールでしたし、かんたん決済というしくみも当初はなく、銀行振込でのやりとりでした。

発送も、今では宅配業者とコラボして、匿名配送などスムーズに行えますが、当時は全部自分でやらなければならず、送料を抑えることもオークションの重要なポイントでしたので、かなり気を使いました。
今では、相手とのやり取りはシステムで自動化されていて、あまり気を使うことがないので、本当に便利になったと思います。

私が出品するカテゴリーは、パソコン関連や家電品です。
新製品を試したいので、売って買っての繰り返しです。

オークションで売る時に一番注意するのが、外観と動作です。
1年以上経って、保証が切れているものは比較的簡単なのですが、新しいものはそれなりに結構気を使います。
それでも、ヤフオクでは写真を10枚掲載できるので、外観と付属品は撮るだけで終わりです。

しかし、動作については写真で説明することが難しい場合があります。
中でも私が一番気にするのが、バッテリーを使う機器です。
新しいものだとスペック上の使用時間が使えると想像できるのでいいのですが、
古いものだと、どれぐらいバッテリーがもつのか、恐らく入札者は気にすると思います。

しかしこれは使用環境によって違ったり、時間のかかる点検なので、できれば避けたいと思う訳です。
カメラ、ビデオカメラ、ノートPC、スマホ、Bluetoothイヤホンなど、私が入札者だったらバッテリーのもちが気になります。

少し前までしっかりと使用条件を示して、何時間もちますみたいなことを書いていたんですが、これはかなり面倒です。
バッテリー以外にも、スマホやPCなど機能がたくさんある物の動作点検は、全てをチェックするのはなかなか難しいです。

古いものだったら、ジャンク品とか言って売り出せば、値段を犠牲にして、説明を簡略化できるのですが、新しいものは、極力高く売りたいのでこのあたりをしっかり書かないと不利になる場合も多いと思います。

でも、もう最近やめました。

本当に気になる人は、質問してくるからです。
本当に買う気があって、詳細が気になる人は、質問をしてきます。

私は最初、この質問の回答が苦痛でした。
なので、極力質問されないように説明を書いてきました。

しかし最近では、商品説明は簡潔にして、売りとなるところだけ大切に書いて、
後は写真でごまかす。
細かな機能などは、入札者が気にすれば質問してくるので、それに対応する。

このようにしてから、入札にかかる時間がかなり軽減され、ストレスも下がりました。
恐らくこんなことは最近のメルカリやヤフオクを始めた方は気にしないのかなと思ったりします。

ヤフオクの初期のユーザーだからこそ、どうしてもシステムに依存できない部分を知っていて、説明をやりきろうとしてしまいます。
でも今では、質問とか、やり取りが簡単に匿名でできるようになっています。
これをうまく使わない手はありません。

通常のコミュニケーションと同じで、1回で伝えようとするとどうしても情報量が増えてしまいます。

商品の情報や新品時の外観の写真などは、メーカーサイトあるので、それを見れば済むことです。
伝えるべきことは、経年劣化のみ。
入札者がわからないことは、質問で対応する。
このようにすればオークションにかかる時間が節約できます。

オークションでも相手に必要な情報を簡潔に伝えていく技術を磨いていきたいと思います。

#連続投稿90日目 #オークション #簡潔 #コミュニケーション


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