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BYARD開発記

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【全13話】BYARD・代表の武内俊介が、サラリーマンから税理士資格の取得を経て起業し、BYARDというプロダクトを作り上げるまでの開発ストーリー。 開発に至るまでの背景や、プ…
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#業務改善

BYARDが目指すのは「バックオフィスの業務を支えるプラットフォーム」|#BYARD開発記 09

スタートアップとして「事業の成長」という使命を背負う以上、成長できる見込みがある市場で勝負しなければなりません。第9回は、BYARDでは市場をどのように定義したのかを振り返ります。 1. ブルーオーシャンはレッドオーシャンの中にある市場を検討するためのフレームワークはいくつか存在しますが、今回は「ブルーオーシャン戦略」について考えてみます。 1-1. ブルーオーシャン戦略とは ブルーオーシャン戦略とは、INSEAD(インシアード、欧州経営大学院)のW・チャン・キム教授と

最強の仮説検証ツール〜市場調査より試作品よりまず「プレトタイピング」〜|#BYARD開発記 08

ユーザーが語っている課題が本質的かどうかは分からないし、身銭を切らない意見は残念ながら当てにはならない。ではどうすればよいのか——。 第8回は、ユーザーから「意見」ではなく「データ」を集めるために行ったプレトタイピングについて、どんな手法なのか、実際に何を行ったのかを振り返ります。 1. プレトタイピングは「そもそも」を検証するためのツール 1-1. プロトタイピングは「試作品」を作り、プレトタイピングは「ふりをしたもの」を作る プレトタイピングとは、書籍「NO FL