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ある意味、いつでも話し掛けられる

他界した父の誕生花である南天が、もうすぐ花を咲かせそうなので撮影をした。

南天というと、お正月飾りで定番の赤い実の時の印象が強いが、実は可愛らしい白い花を咲かせる。
そして、父の誕生日も冬の季節である。

今日は、お仲間さんのお父様がお誕生日という事で、以前やり取りをした際に、なかなかお父様にお祝いメッセージを伝えられないでいるという話を聞いた。

その気持ちは、本当によくわかる。
やはりどうしても、近くにいる家族(夫や子供)を優先してしまい、なかなか離れて暮らす親に対しては、二の次三の次となり、短い文章のメールでさえ送るのを後回しにしたり、まぁ いいやとしなかったり、過去 私もそうであった。きっと、甘えもあるのだろう。

ただ、気付いた時には父は認知症となり、会う度に痩せて小さくなっていく姿を目の当たりにし、もっと父との時間を大切にすべきだったと後悔した。

父が亡くなるまでの1年半は傍に居られたが、最後は私を誰だかわからなくなっていた。それに関しては、脳の仕業なので仕方がない。

その時々で優先する順番は各々あると思うし、絶対こうすべきである事などないであろう。
記念日じゃなくても、ある時 ふと送った「元気?」のたった一言のメッセージで、親というものはとても嬉しいのだ。

それは、自分が息子にそうしてもらって気付いたことであり、親子とは 何も連絡してこない子供に対して、多分忙しいのだろう…といいように考えるものじゃないかなと、私は思う。
“便りの無いのは良い便り”とはよく言ったもので、息子は病気等で弱った時にしか連絡をしてこない(笑)

そうそう、タイトルに触れぬまま文章を終わせてしまうところだったが(笑)、ある意味、他界した父は、いつでも話し掛けられる存在になったなと。

〜パパ、南天のお花がもうすぐ咲きそうだよ〜
きっと私と一緒に見てる気がする。

最後までお読みくださり、ありがとうございました♫

by705 ˃̶͈̀ ꇴ ˂̶͈́

※ちなみに娘は、お金がピンチになった時に連絡をくださる(笑)

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