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東京レインボープライド2022に出展した話

freeeでRecruiting&Diversityの担当をしているmioです。
6月は「プライド月間(Pride Month)」と言って、世界各地でLGBTQ+の権利について啓発を促すさまざまなイベントが開催される月です。

元々は1969年6月28日にアメリカNYで起こった「ストーンウォールの反乱」をきっかけに、6月に様々なイベントが集約されるようになり、6月が「プライド月間(Pride Month)」となりました。
今では日本でも、6月になるとレインボーのアイテムを目にする機会が増えてきましたね。

freeeでも、4月に行われた「東京レインボープライド2022」についてを振り返ってみたいと思います。

東京レインボープライド2022とは…

TRP2022ロゴ

「らしく、たのしく、ほこらしく」をモットーに、性的指向および性自認にかかわらず、
すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる
Happy!な社会の実現をめざしています。

出典:https://tokyorainbowpride.org/about/

毎年4月に代々木公園で行われるお祭り&パレードで、今年は3年ぶりにコロナの感染対策を実施して行われました。
freeeとしてもオフラインイベントに出るのは久しぶりだったので、どうなることかと事前準備にドキドキしながら実施しました。

例年、freeeは何をしていたのか?

例年東京レインボープライド(以下、TRP)では、freeeは子どもも大人もフラットに楽しんで遊べる場を提供したいという思いから、射的を出店していました。

▲射的ブースの様子(2019年)

行列ができて、お客様とfreeersの接触が発生してしまう射的は、今年はコロナ対策のため…NG❌
今年はフォトブースを運営することにしました。

いろんな初挑戦!無茶難題を形にしてくれた運営スタッフたち

  • ただのフォトブースではなくて、freeeのブランドを感じてもらえるフォトブースにしたい

  • freeeがtech企業だということを知ってもらえるちょっとした「アソビゴコロ」あるブースにしたい

そんな無茶難題を実現してくれるのが、弊社のプロダクトデザイナー&エンジニア&クリエイティブたち。
ブースに来てくれた皆さんに、どうしたら「freeeならでは」の楽しい体験をしてもらえるかを考えて、ただのフォトブースだけでなく、かわいいフォトフレームでその場で写真を撮れるスマートフォン向けWebアプリを作ることにしました。

写真を撮るWebアプリの部分は、デザインから実装までなんと1人で担当。作る過程にも個人的にはチャレンジングな部分がいくつもあって、毎晩熱中して楽しみながら作ってくれたようです。都度共有してもらえた進捗に、運営チームは毎回テンションが上がっていました。

また、「撮った写真をその場で見せたい!」という漠然とした要望から、ビューワーを担当した別のエンジニアが「こんな感じでどう?」と試作品を作ってくれたものに皆でわいわいフィードバックすることを数回繰り返し、完成させてくれました。
チームでワクワクを共有できるとても楽しくて大変な準備期間でした。

▲撮影アプリ+ビューワーのおかげで、tech企業らしく(?)その場で展示ができるように!

クリエイティブチームは、「freeeのブランドイラストを使った楽しい感じのフレームにして欲しい」という無茶ぶりから、こんな素敵なフレームに仕上げてくれました。

▲デザインチームが作ってくれたフォトフレームは全部で3種類

TRP当日、ある程度想定のオペレーションは組んではいましたが、当日のオペレーションはその場で気づいたことを共有してPDCAを回していく形になりました。
普段のユーザーサポートの経験から、もしくは前職以前の経験などから持ち前のホスピタリティで回してくれる歴戦のツワモノスタッフたち。
ボランティアメンバーたちの、当日差し入れ付きでブースに遊びに来てくれるfreeers※、「twitterで見たよ〜」とブースに来てくれるex-freeers、アドバイザーさんたち…ブースは結構な人で盛り上がりました。

※freeers…freeeで働くメンバーの総称

▲当日のブースの様子

リモートワーク主体でリアルでお会いすることが少なかったのですが、当日はスタッフ間でもコミュニケーションが取れてとても楽しい時間でした。
また来年も、東京レインボープライドでみんなにお会いできるのを楽しみにしています。

▲freeeのブースの前で、ドラァグクイーンさんと一緒に

freeeのレインボーロゴに託した想い

freeeではDEI(Diversity/Equity&Inclusion)の考え方を大切にしています。
DEIの研修でLGBTQ+についての説明でも、人の価値観や考え方と同じように性のあり方は多様であることを説明しています。

▲実際に研修で使用しているスライドの一部

2018年頃からこの説明をしているため、freeersの中でもLGBTQ+のメンバーは当たり前に社内にいるものだという認識を持っています。
GPTW働きがいのある会社ランキングの認定企業の「働きがいポイント」の中でも同規模の他社と比較し相対的に強みといえる特徴にも上げられるほどally(アライ/仲間,支援者の意味)な企業として浸透しています。

出典:働きがいのある会社ランキングhttps://hatarakigai.info/ranking/certified_companies/1201_458.htm

そんな弊社には、レインボーロゴが2通りあります。
「性のあり方はグラデーションである」を表現したレインボーグラデーションのfreeeと、「プログレス・プライド・フラッグ」をベースにしたプログレス・プライドfreeeの2つです。

レインボーグラデーションfreee
プログレス・プライドfreee

前者については説明は必要ないかもしれませんが、後者のプログレスプライドfreeeについて最後にご説明させて頂きます。

元々LGBTQ+の尊厳と、社会運動のシンボルのレインボーフラッグは6色のものが一般的でした。
そこにブラック・ライヴズ・マター(BLM)運動で象徴されたマイノリティカラーである黒と茶色、トランスコミュニティの象徴カラーである水色、ピンク、白を加えたのが「プログレス・プライドfreee」です。
弊社にも様々な当事者がいることから「DEIの象徴にしていきたい」と掲げさせて頂きました。

4月から6月は、TRP〜PRIDE月間ということで社内にallyを表明するステッカーを設置し、「allyである意思表明をしてくれると生きやすくなる人が増えます」というメッセージを伝えています。

▲プログレスプライドfreeeのステッカー。各フロアでメッセージを変えて設置しています。

まだまだ弊社も未熟な会社です。改善しなくてはならないところは山のようにあります。
この2つのロゴに恥じぬよう、働きやすい会社を一緒に作っていって頂ける仲間を募集しています。

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