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ウェブカルチャーの現在地とこれから(『装苑』2016年5月号)

ウェブカルチャーの現在地とこれから

2016年の今、インターネットの中心は圧倒的に動画と画像、つまりヴィジュアルだ。YouTubeが日本で広まったのは10年前の2006年だったが、その頃のウェブはテキストが主流で、面白い文章を書ける人が人気者だった。しかし、中高生が初音ミクの自作曲を当り前のように投稿し、名も知れないアーティストの奇妙なイラストがTumblrで何万回もリブログされ、人気インスタグラマーの自撮りで衣服の売上が伸びる現在、面白い動画や気になる写真を撮れる人が人気者になる世の中に変わった。言語には壁があってもヴィジュアルにはない。“Emoji(絵文字)”が世界共通語になったり、LINEのスタンプだけで会話が成立するように、いまウェブはヴィジュアル・コミュニケーションの全盛期なのである。

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2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

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