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Paper Rare Groove 03:パンクZINEに当時の熱狂を見る(『Tokion』64号・2007年12月号)

海外で最初に登場したパンクZINEは『Sniffin'Glue』(1976年7月)だと言われるのだけど、では日本では何だろうかというのがここ数年の研究テーマ。音楽誌では70年代後半の『ZOO』や『rock magazine』、ファッション誌では『POPEYE』や『装苑』の音楽コーナー、文芸誌では『詩の世界』のパティ・スミス特集などに、輸入文化最新情報としてのパンクを見つけることができるけども、もっと皮膚感覚の、ナマの視線からのパンクを知りたいと考えるのは、人間として当然のことだろう。

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2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

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