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「イグザンプラーテレビ」収録現場体験記。(2006年8月『Quick Japan』67号)

蒸し暑い気候が続いていた七月某日、「『鈴木タイムラー』の人たちがなんか始めたらしいから見て来て」と編集部・Hに言われて原宿にあるテレビ番組制作会社のザ・ワークスに「イグザンプラーテレビ」の収録現場をウォッチしに行った。カルトヒットした情報バラエティ番組「テレバイダー」(東京MXテレビ系 〇一年〜〇三年)、前述の「鈴木タイムラー」(テレビ朝日系〇四年〜〇五年)のスタッフが中心となって製作している「イグザンプラーテレビ」は、〇五年二月からインターネット上で試験的に配信が開始され、〇六年四月からテレビ神奈川で毎週金曜に放映されている「インターネットに一番近いテレビ番組」だ。ナビゲート役の〝小芝居〞金剛地武志と、それをサポートする崎山一葉・相内優香が、毎回珍妙なコーナーを淡々と進行させていく独特の番組構成で人気を博している。

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2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

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