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ばるぼらさんの全記事アーカイヴ

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追加します。あとnoteの有料記事もここに…
2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相…
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#2009

80年代再評価マンガ(2009年『BRUTUS』6月1日号)

「オトナのマンガ」という特集で、「80年代」をテーマにマンガを選ぶ、というコラムでした。しかし3冊のみ!ということで、めちゃ王道になってしまった結果がこちらです。

デザイン:雨宮まみのエクスタシーサミット

デザイン仕事のアーカイブも進めていきます。 亡くなった雨宮まみさんから「今度渋谷UPLINKでトークイベントを開催するんですよ」と聞いたのは2008年春のことだったようです。その頃の記憶は曖昧なんですけども、吉祥寺のHARBSでケーキを奢ってもらいながら言われたかもしれません。その頃のワタシは雨宮さんに不定期にご飯とか美味いものを奢ってもらっていました。 で、「こんなんどう?」とフライヤー画像を勝手に作って送りつけたところ、次回から正式に頼みますよーと言われて何回か作り続

デザイン:Real Connect Wired Vision(2009)

デザイン仕事のアーカイブも進めていきます。 06/26(fri) @三軒茶屋HELL'S BAR OPEN/23:00 - CLOSE/06:00 ENTRANCE 1000yen [フライヤー準備中!!] illustlated by 松竜 illustlated by HTC* x TDK ROTTERDAM x 連(pivot★point) designed by ばるぼら(INTERNET) [VJも準備中!!] [あとなんか準備中!!] [待っててネ☆ミ] 2

ザ・ベストテンへのレクイエム~今、歌謡曲を聴くということ!(『CDジャーナル』2009年5月号)

1978年1月から1989年9月までTBSで放映された、80年代を象徴する歌番組「ザ・ベストテン」の名前を冠したコンピレーションCDが、初めて出る。これはつまり80年代の総括が今年まで完了していなかったことを意味する。

資料/情報の集め方@映画美学校音楽美学講座(2009年11月)

2009年11月20日、岸野雄一さんが講師を務める「映画美学校音楽美学講座」のゲストで出ました。テーマは「資料/情報の集め方」。映画美学校はどちらかというと実演家を目指す人々が多いと思いますけども、音楽ライターとか批評家がどうやって物を調べて書いてるのか、の一つの実例として呼ばれたのでしょうかね? 細かいことは忘れてしまいました……。 で、何を喋ったかは録音なども残っていないのですが、配布資料のデータ(全4ページ分)は残っていたのでそちらをアップします。現在はサービスが終了

スタジオボイスのキーワード(『STUDIO VOICE』2009年4月号)

これはバックナンバーのすべての表紙を載せるページに、スタジオボイスの特徴といえるキーワードを10個考えて解説してください、というお題のキーワード部分です。

スタジオ・ボイスの時代(『STUDIO VOICE』2009年4月号)

『スタジオ・ボイス(以下SV)』の創刊は一九七六年だが、話は六〇年代から始まる。

九〇年代のセカイ系(2009年未発表)

※これは2009年に書いていた90年代論(未発表)からの一部抜粋です。 セカイ系という言葉が生まれたのは二〇〇二年十月下旬のことで、九〇年代ではないが、この言葉が生まれた背景には九〇年代がある。

九〇年代の新世紀エヴァンゲリオン(2009年未発表)

※これは2009年に書いていた90年代論(未発表)からの一部抜粋です。 「トップをねらえ! 」や「ふしぎの海のナディア」で知られたアニメ制作会社GAINAXが制作したアニメ作品「新世紀エヴァンゲリオン」(以下「エヴァ」と略す)が放映されたのは、一九九五年十月から一九九六年三月にかけてのことだった。テレビ東京系、毎週水曜午後六時半から。先駆けて『月刊少年エース』で漫画版(キャラクターデザインの貞本義行が担当)の連載が一九九四年一二月から開始されており、いわゆるメディアミックス

Ovalprocess meets Rez?(2009年『Rezzine』)

↑この記事を読んで昔書いたコラムを思い出したので限定noteに。ゲーム『Rez』の体験(とくに「trance mission」)は2001年頃のOvalを知る上で必須だったのだな、とあとから思った話です。 Ovalprocess meets Rez?

『RE:EV(ソニクネイション)』(2009年「WEBスナイパー」)

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』という作品について正面から論じたマスメディアは、実はこれまで一つもない。「そんなことはない、キャラクターが表紙を飾って大々的に特集した雑誌がいくつもあったではないか」と本屋の賑わいを振り返る人もいるだろうが、それらはすべて宣伝/紹介であって、送り手側の「こう見せたい」という意図そのままを垂れ流しているにすぎない。『ヱヴァ』がどういう物語なのかを自らの言葉で説明し、それについて論じ、批評的判断を下したメディアを一つでも思いだせたら教えて欲しい。 1

SV MONTHLY DISC-PORT(『STUDIO VOICE』2009年1月号)

引き続き。このコーナーを担当する上で意識していたのは、「本当にいいものしかちゃんと誉めない」ことです。大体はなんだか誉めてるのか誉めてないのかわからないようなトーンにしていました。たとえばこの回だと麓健一『美化』は本当に誉めてます。 SV MONTHLY DISC-PORT 麓健一『美化』 都内で活動し、2005年頃からリリースしていたCD-R作品(にせんねんもんだいが運営する美人レーベルからも2枚リリース)が軒並み高い評価を受けていた、ニック・ドレイクとも比較される男性

結局何も言ってない! 想い出波止場、全タイトルまとめ聴き(『STUDIO VOICE』2009年2月号)

2009年にブルース・インターアクションズから想い出波止場の全作がリマスター再発された際の原稿です。 *

DELIC short history(2009年『アイデア』337号)

これは日本のテクノの話の補足的にも読めますね。