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ばるぼらさんの全記事アーカイヴ

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追加します。あとnoteの有料記事もここに… もっと読む
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#2007

between 05(2007年5月)

between/2007年4月18日/105mm×105mm・24頁・コピー誌 『between』の本・雑誌紹介シリーズは今号で最後となるようです(「気分で作ってるのでよく判りません」とのことですが)。 ばるぼら氏が最後に選んだのは一体どんな本たちなのでしょうか? (当時のLilmag紹介文より)

between 04(2007年5月)

between/2007年5月2日/105mm×105mm・24頁・コピー誌 「3分以内に読み終わることを目的として作られたミニなミニコミ」第4弾。 ミニコミ・レア本・そうでもない本、ばるぼら氏の部屋から9冊を紹介。 (当時のLilmagの紹介文より)

between 03(2007年4月)

「3分以内に読み終わることを目的として作られたミニなミニコミ」第3弾。 古書紹介シリーズが続きます。 (当時のLilmag紹介文より)

between 02(2007年4月)

between/2007年4月19日/105mm×105mm・24頁・コピー誌 「3分以内に読み終わることを目的として作られたミニなミニコミ」第2弾。 前号に引き続き、自分の部屋の手の届く範囲にあった本や雑誌9冊を紹介。 「手元にあったものを適当に」の結果、サブカルチャー関連のレア・懐かしアイテムがずらり。 (当時のLilmag紹介文より)

between 01(2007年4月)

between/2007年4月18日/105mm×105mm・24頁・コピー誌 「この『between』は3分以内に読み終わることを目的として作られたミニなミニコミです」 手間暇かけたリサーチ仕事で知られるばるぼら氏が、軽い読み物を継続的に出していこうと立ち上げた新シリーズ。クレジットはないけれど、『between』は『BET』の姉妹誌と言ってよいでしょう。 第一号は、自分の部屋の手に届く範囲にあった本や雑誌9冊を紹介。 (当時のLilmagの紹介文より)

日本のロック/ポップス参考文献(2007年7月)

これはたしか「J-POPに詳しくなりたいんで何読めばいいか教えて下さい」と言われて、その人に説明するために書いてたメモを整形してウェブに数日だけ公開した記事だったと思います。2007年の話だから今とはちょっと感覚が違いますけど、まあいいか……。 『大滝詠一のゴー!ゴー!ナイアガラ 日本ポップス史』(1984/自由国民社) 大瀧詠一がラジオ番組風にポップスの歴史を紐解いていく本書は、内容はジャンル別に分かれているものの、むしろ扱われているのは邦楽と洋楽という意識、日本

年表 21世紀の音楽/メディア1990-2008(『InterCommunication』 64号/2008年春号)

年表 21世紀の音楽/メディア1990-2008音楽の進歩がテクノロジーの進歩と共にあったのは20世紀までだった、と(現時点では)言ってしまっていいだろう。コンピュータの高性能化/大容量化/低価格化/個人化が急速に進んだ90年代を過ぎて、やってきた00年代は洗練化/細分化/並列化/大衆化が混じり合う漠然とした停滞感に覆われていた。00年代の変化は、出来なかったことが可能になるというよりは、前に出来たことがもっとやりやすくなった、というようなボトムアップの変化である。無論これは

2007年のベスト・カルチャー(『STUDIO VOICE』2007年12月号)

これは沢山の人が2007年に良かったと思ったものをあげてそれについてレビューを書く、という特集で、ワタシは音楽担当だったのかな? 他の人もたしかいろいろ書いてましたが、ワタシがあげたやつを。

ネットレーベルから登場した突然変異imoutoid(仮)(2008年2月『Quick Japan』vol.76)

例えば「鯖缶レコード」「16次元レコード」「-N」「ON-LI」「Bump Foot」「Maltine Records」「deathdoll」「Mizukage」「逆襲レコード」「Eightynine Production」などの名前から音を逐一想像できる人がいないのはまだ仕方ない。ウェブ上でMP3配信で活動するこれらゼロ年代以降に登場したネットレーベルが、これまで各種メディアでまともに紹介されたことがあるのかは知らないが、CDの販促としてのネット進出ではなく、自覚的にMP3

Paper Rare Groove 03:パンクZINEに当時の熱狂を見る(『Tokion』64号・2007年12月号)

海外で最初に登場したパンクZINEは『Sniffin'Glue』(1976年7月)だと言われるのだけど、では日本では何だろうかというのがここ数年の研究テーマ。音楽誌では70年代後半の『ZOO』や『rock magazine』、ファッション誌では『POPEYE』や『装苑』の音楽コーナー、文芸誌では『詩の世界』のパティ・スミス特集などに、輸入文化最新情報としてのパンクを見つけることができるけども、もっと皮膚感覚の、ナマの視線からのパンクを知りたいと考えるのは、人間として当然のこと

Paper Rare Groove 02:自販機本に20世紀末文化の源流を見る(『Tokion』63号・2007年11月号)

 自販機本というものをご存知だろうか。70年代後半~80年代前半にかけて人気を得た、その名のとおり自動販売機でのみ売っていたエロ本のこと。書店流通がなく中身が判らないので、とりあえず表紙やカラーページだけヌードにしておいて、白黒ページは編集者が好き勝手に作っていたというものだが、今読み直すと意外な?有名人が自販機本で活動しているのを発見できる。今回はそれを紹介しよう。

Paper Rare Groove 01:渋谷系の原風景をネオアコ・ファンジンに見る(『Tokion』62号・2007年10月号)

 ワインに「飲み頃」があるように、本や雑誌には「読み頃」がある。出た当時は意識していなくても、時間が経つと判るモノがある。今じゃ出版できない特殊な形態。文脈を遡ることで興味深くなる記述。今有名なあの人の無名時代の原稿。この時期に既にこんな事を言ってる人がいたという発見。どれもリアルタイムでは味わえない珍プレー好プレーだ。この連載はそんな、今だからこそ存在が面白い書籍やら雑誌やらの「紙モノ」を紹介していきたい。  記念すべき第一回はネオアコ・ファンジン。馴染みのない人に大ザッ

私のハマった3冊(2007年『週刊アスキー』3/20号)

SE編集部編『SNSの研究』(翔泳社) 吉田アミ『サマースプリング』(太田出版) 仲俣暁生『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』(バジリコ)

私のハマった3冊(2007年『週刊アスキー』9/25号)

『CONTENT'S FUTURE』(小寺信良×津田大介/翔泳社) 『KEI チカーノになった日本人』(KEI/発行・東京キララ社/発売・三一書房) 『日常』1巻(あらいけいいち/角川書店)