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ばるぼらさんの全記事アーカイヴ

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追加します。あとnoteの有料記事もここに… もっと読む
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2024年1月の記事一覧

雑談:LIFE聴き直し中

今年30周年かーということで久しぶりに聴いてました。ちょっとまとめておこう、というところ。(大した話はない)

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京都系の始まりだけ

ここでいう「京都系」は東京都の渋谷系ではなく「京都の渋谷系」です。渋谷系的な価値観が、渋谷や下北沢以外の、京都にもあった、という文脈で使います。東京とのズレがあり、そこが特徴です。 東京にいる側として、京都の1990年代シーンはけっこう憧れがあります。単純に、そこにも行ってみたかった、という気持ち。伝わってくる情報も断片的なので、未だに気になっています。 京都系前身1、ニューウェイヴファンク

雑談:「右手にジャーナル、左手にマガジン」の初出が知りたいよぉぉぉ

「右手にジャーナル、左手にマガジン」。聞いたことありますか? これは1960年代後半、学生運動の最中に言われたキャッチフレーズです。学生運動の担い手である大学生たちが、右手に『朝日ジャーナル』を持ち、左に『週刊少年マガジン』を持っている、その両方の精神を持っているという表れなんです。 『朝日ジャーナル』は新左翼運動に肩入れしていた週刊誌で、『週刊少年マガジン』は当時150万部を突破した大人気漫画雑誌。漫画は子供の読むものであって大学生が読むなんて……と大人から軽蔑されるよう

坂本龍一と渡辺香津美が初めて会ったのがいつなのかをこれを機会に調べる

もう2ヶ月以上経ってしまいましたが、『ユリイカ2023年12月臨時増刊号 総特集=坂本龍一 1952-2023』というのが2023年11月1日に出まして、様々な方が坂本龍一という人物について書いていたり語っていたりするのですが、そこに渡辺香津美さんも短いエッセイを寄稿しています。渡辺香津美さんは御存知のとおりYMOのワールドツアーに同行し超絶テクニックで観客をわかせたギタリストで、坂本さんとKYLYNというフュージョングループを結成したこともあります。 そのワールドツアーの

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1990年代の洋書10冊選ぶ

やべー忙しすぎてnoteに書くことが思いつかない、と困ってたら「1990年代のベスト本を10冊選ぶのはどうか?」と提案され、当然サブカルっぽいのでいいんだよね? OK、それでいくぞ!と思ったら「洋書で」と付け足されました。え、洋書で!? そんな沢山読んでないけどいいの? という感じですが、まあ偏ってるほうが見てて楽しいかも知れない。サブカルっぽいので洋書選ぶ人ってなかなかいないもんね。ということで。

雑談:昔の日本人はドラッグをどこで入手していたのか問題

海外のロックの話を読んでると絶対にドラッグの話が出てくるじゃないですか? 「サイケデリック」はドラッグがあるから生まれたわけですけども、日本だと違法だから(いや、海外も違法な場所は多いはずだが)ドラッグの話ってオモテではアーティストはあまり話さないですよね。でも実際はみんなやってるわけでして、まあわざわざリスクをとる人はいないけどもだよ、聞きたいじゃん、そういう話。 で、たまにそういうのを見つけると「ヤッター」と楽しくなってしまうのであり、今回はドラッグの話。現役の入手方法

90年代おさらい:mondo music

1995年に『モンド・ミュージック』という書籍が出ました。この「モンド」は1990年代に一世風靡した概念です。モンド・ミュージックをおさらいしながら「モンド」を説明していきましょう。前に書いたSABPMと若干被るが気にしない。 まず「モンド」という言葉自体は海外でも使われていますが、そこから派生した「モンド・ミュージック」は一般的ではありません。日本解釈です。先に「モンド」の説明から。 モンドとは

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2024年は何の年?

あけましておめでとうございます。 星占いの世界では2008年に冥王星がやぎ座に移動し、死と再生を暗示する冥王星の影響でやぎ座は大きな変化を迎えたといいます。それが2024年にみずがめ座に移動するため、大きな転換期とされます。