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ばるぼらさんの全記事アーカイヴ

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追加します。あとnoteの有料記事もここに… もっと読む
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2022年10月の記事一覧

雑談:山下達郎『FOR YOU』のジャケ

すげー雑談。山下達郎『FOR YOU』(1982-01-21)ジャケなんですけども。高原宏さんデザイン。

Penny Arcadeまとめ

フリッパーズ・ギターを好きになってから、後追いでたどり着いたのがペニー・アーケードでした。1992年にワンダーリリースレコードからCDが出てたのを数年後に知り、へーこれが、と買ったのが出会いです。フリッパーズより前にいた日本のネオアコバンドらしい……ということしか知らなかったんですが、実際に聴いてみるとこれが微妙に暗い! この暗さに最初は戸惑い、しかし何回か聴いてるといわゆるポップス的なメロディを聴かせるのではなくて、声色・歌い方を含めた全体が、ある種の雰囲気を持ったサウンド

雑談:「めいじどおり」について知っているたった一つの事柄

『NYLON100%』という本を昔出しましたが、その本の最初に、ナイロンの店長・中村直也さんが、ナイロン以前に勤めていたロック喫茶として「めいじどおり」の名前を出したのを覚えているでしょうか? 今回はその補足記事みたいな感じ。

雑談:「オリーブおばさん」は自虐か蔑称か

昔『Olive』(マガジンハウス)って雑誌があって、その読者のことを「オリーブ少女」と呼んだ時代があって、でも時代を経て少女は大人になり、やがて「少女」と呼ぶには年齢が上すぎる……ということで「オリーブおばさん」という言葉が登場しました。 はたしてこの言葉は自虐か蔑称か? というのは未だに気になっているんですが、自分が知ってる範囲で一番古いのを読み直しました。

「世界同時渋谷化」とは何だったのか

「世界同時渋谷化」は川勝正幸さんが命名した、海外にも日本の渋谷系みたいな趣味の人がいる、というところから始まった仮説です。今回はこれを追っていきましょう。 1995その1

betweens!/うえのはるきのほめぱげ(2003年)

※これは2003年に発売したミニコミ『betweens!』のミニコミとCD-R版収録PDFにのみ掲載したボーナス原稿です。『教科書~』の書籍には収録されていません。 うえのはるきのほめぱげ

雑談:TCCはいつ聴いても最高

この前、Tokyo's Coolest Comboの中古CDを買ってる人を見て、自分も家に帰って聴いたらやっぱり最高だったので、ここを読んでる人も久々に聴きたくなるように軽く解説。 TCC Profile

FREE SOUL再入門(90年代編)

前に『SUBURBIA SUITE』について書いた後、どうせFREE SOULも知らないだろうなと思ってたら「いや、何枚か聴いたことありますよ。自分で買ったりはしなかったですけど」と言われ、その認知度の差がわからんなと謎だったんですが、どうもクラブ向けか否か、が重要だったようです。たしかに、存在としてはレアグルーヴのコンピシリーズなので、クラブカルチャーの一環で触れる人も出てくるのですね。ここでは単体アーティストやレーベルのコンピを基本除く、いわゆるフリー・ソウルと聴いてイメ

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死ぬまでに一度は読みたい雑誌『ターンテーブル』

ワタシは入手してないものについて書くなんてことは滅多にしないのですが(なぜなら自分が一番最初に欲しいから)、これまで一度もウェブ上に情報が出たことがないし、これからも出てこないだろう、と思ってほとんど諦めている幻の雑誌についてお話ししましょう。 その名は『ターン・テーブル』。なんて検索しづらい名前なんだ。