【ネタバレ有】アニメ・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会第3話「大好きを叫ぶ」感想
今(1−2話)までの感想はこちらから
2020年10月17日、22時30分。ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメ第3話が放送されました。
体感時間が5分。せつ菜のステージが始まる直前に時計見て時間の進みの速さにビビりました。
2話が噛み締める良さだとしたら、3話は突き刺さるような良さでした。
いやすごかったです……すごかった……。
1話2話の積み重ねが爽快感を持って解放され、まだ残されている伏線や新しく張られているのだろう伏線、明示された方向性、動き出した同好会など、見ながらのワクワクとこれからのワクワクがどんどん増していくような回でした。
視聴直後の感情を書き留めるために、文章を残そうと思います。
この記事はアニメ感想ですが、若干スクスタのキズナエピソードのネタバレ(中核とかではない部分)を含みます。
アニメの内容についてはネタバレし散らかすのでご注意ください。
では以下より、限界乱文をしたためます。
なおこれは感想であって、考察や解説とは全く異なります。
目標と衝突──「ラブライブ」と「グループ活動」
ここで言う「ラブライブ」は当然ながら作品名のことではありません。無印やサンシャインを観たことがある方はご存知かと思います。
が、ここでは今話を見さえすれば共通見解となるであろう、侑の説明のみにとどめます。
「スクールアイドルの全国大会みたいなやつ」
その後の会話で、せつ菜がスクールアイドルが大好きだからこそ「ラブライブ」を目指そうとしていたこと、けれど価値観がぶつかり合ってしまい、同好会が分裂してしまったことが説明されます。
スクールアイドル以外の部活でも、全国大会を目指す上で部員同士が衝突したり、部の方針に合わない部員が出てきたりということは普通にありうることでしょう。
最悪の場合、部活動自体ができなくなることもあると思います。
スクールアイドルは「ラブライブ」を目指すもの。
そのためにはグループで素晴らしいパフォーマンスをしなければならない、けれどみんなのやりたいことはバラバラで、まとまろうとすれば誰かの「大好き」を傷つけてしまう。自分がいればなおさらのこと。
せつ菜はそういった理由でスクールアイドルを辞めたのだと、菜々は説明します。
これを聞く限り、どうやらスクールアイドルと「ラブライブ!」を目指すことは不可分であるようです。
(筆者は学生時代に運動部所属ではなかったので確信は持てませんが、野球部と甲子園とかの関係に近いでしょうか)
ちなみにスクスタだと「ラブライブ」があるのかは明言されていません。メインストーリーでは代わりに「スクールアイドルフェスティバル」という、全国のスクールアイドルたちが集まるイベントの開催を目指すことになります。
「ラブライブ」が大会だとすれば、「スクフェス」はお祭りのようなもの。
一応メインステージに出演するには別のイベントで優勝しないといけないという部分はあるのですが、「頂点を目指す」というより「みんなで作る」ニュアンスが強い催しです。
また、スクスタの世界観でもスクールアイドル同士が競い合うイベント自体はあるのですが、グループに限らず、最近ソロ部門やデュオ部門が新設されつつあることが語られています。
しかし今回の衝突を見るに、少なくともアニメ世界の「ラブライブ」にはソロ部門はなさそうです。
もし他の部門があるのであれば、せつ菜はその情報も持っていたはずでしょう。
「ラブライブなんて出なくていい!」──「スクールアイドル」の目的と目標
「私がいたら、みんなのためにならないんです! 私がいたら、ラブライブに出られないんですよ!?」
「だったら! ──だったら、ラブライブなんて出なくていい!!」
終盤の侑と菜々の会話、激情に駆られた菜々の叫びと、侑が返した言葉。
本当に衝撃的でした。
1話の歩夢の「ふたりで始めようよ、侑ちゃん!」レベルの驚きです。
驚きましたが、的を射ています。観ながらなるほどね〜〜〜!!!! となりました。
「ラブライブ」に出場することは、確かに大きな目標になるかもしれないし、それが夢になる人もいるかもしれない。
けれどそれは、スクールアイドルでいるための絶対条件ではない。
たぶん、せつ菜はスクールアイドルへの気持ちが強いが故に、目的と目標を混同してしまっていたのかもしれません。
目標は先ほどから言っている通りのもの。思えば2話のかすみも「最初の目標を立ててからせつ菜がピリピリし始めた」と言っていましたね。
では目的は何か。同じく2話の段階でも分かるような気がします。
それはかすみにも向けていた「ファンのみんなに『大好き』な気持ちを届けること」。
「私の『大好き』はファンどころか、仲間にも届いていなかった」
これは前半での菜々のモノローグですが、彼女の重要視しているものが表れている一言だと思います。同時に、抱えている苦しみの重さも。
ラブライブの舞台に立つことで、ファンの応援に応えられる部分はあるかもしれません。
推しが活躍してたら嬉しいというのはオタクあるあるだと思います。
ですが、それを目指すために推しが傷つき、あまつさえ活動すら辞めてしまうとしたら?
先ほどの会話の後、侑は続けます。
「私は、せつ菜ちゃんが幸せでいられないのが嫌なだけ」
完全に推しの幸せを願うオタクそのものの言動で見覚えがありすぎるのですが、実際に心でぶつかるという行動をとれるのが侑の強みです。
「ラブライブみたいな最高の舞台じゃなくても良いんだよ! せつ菜ちゃんの歌が聴ければ、それで十分なんだ」
実際に「ラブライブみたいな最高の舞台」ではないあの大階段のステージで心を動かされ、歩夢と共にスクールアイドル活動を始めようとした侑(侑自身はサポート志望ですが)の言葉には説得力があります。
「スクールアイドルがいて、ファンがいる。それで良いんじゃない?」
今話タイトル「大好きを叫ぶ」ことは──それこそ、せつ菜が学園の屋上でまさにそれをやってのけたように──ただ彼女が歌い、踊ることで実現できることです。
それぞれやりたいことをやり、それぞれの夢や道を追う。
一つの色にまとまらなくて良い。もしそれが大きな目標を一緒に達成するものではないとしても、それぞれが幸せならそれでいい。
一人ひとりが違う思いや夢を持っている、という1話2話の積み重ねに対するひとつの決着点が出たような感じがします。
このままラブライブに出ない選択をして、自分たちなりのスクールアイドル活動を進めていくのか。
あるいは活動を通して、ラブライブに出るという選択をするのか。
どちらにするとしても、「そもそも目指すのかどうか」という選択を経ることで、最初から当たり前のように目指すのとはまた違った夢になっていくのだと思います。
巡る「始まり」と「大好き」──高咲侑と優木せつ菜
「大好き」を誰よりも大切にして、だからこそ他者の「大好き」を否定してしまったことを深く悔やんでいたせつ菜。
その彼女に対して働きかける動機を問われて、侑はごく簡単な答えを返します。
「言ったでしょ? 『大好き』だって。
こんなに好きにさせたのは、せつ菜ちゃんだよ!」
良すぎでは?
けじめとして演じたライブから歩夢と侑にときめきと「大好き」が伝わり、巡り巡ってまたせつ菜の「大好き」を蘇らせた。
それを明言するシンプルな言葉が鮮やかです。
このシーン、相手の感情に応えたのは侑だけではありませんでした。
序盤の侑と菜々の会話。せつ菜が辞めてしまったことは考えや理由があるのだから仕方ないと言う侑は、それでもこう続けます。
「でも、ときどき思っちゃうんだよね。あのライブが最後じゃなくて、『はじまり』だったら最高だろうなって」
そして終盤、ソロ曲の直前、せつ菜は宣言しました。
「これは、『はじまり』の歌です!!」
「大好き」に「大好き」で返し、「はじまりだったら最高だった」に新しい「はじまり」の歌で答えるアンサーが本当に「最高」です。
ところで、決意を固めた菜々が髪をほどき、せつ菜になるシーン。
これじゃん………………(URL先に飛ぶと該当シーンが始まります)。
中川菜々の変化と受容
生徒会からの報告を受け、学園内に住み着いた白い子猫を捕獲しようと網片手に走ります。
壁へ追い詰めいざお縄といったところで、璃奈がかばうように割り込みました。
猫の引き渡しを拒否する璃奈に対して、菜々はゆっくり近づき、強引な手を取ることも咎めることもせず、彼女たちと視線を合わせます。
「その子は、天王寺さんのことが『大好き』みたいですね」
「名前、なんて言うんですか?」
かすみとの衝突を経て、他者の「大好き」を傷つけることに敏感になり、ただ意見をぶつけることの危うさを知っている菜々。
校則と「大好き」との衝突に対する彼女の判断は終盤に分かります。
それは猫を飼育するのではなく、「生徒会おさんぽ役員」として学校の一員にすることで、放し飼い禁止の校則に触れないようにしつつ事実上のお世話を認める、というもの。
やや苦しい理屈で譲歩をして、規則との折り合いをつけています。
ちなみになんですがこの決定に対する愛さんの
「屁理屈だけど、いい屁理屈だよね」
という表現がなんだかとても好きです。
あと「おさんぽ役員」という役員名がもう可愛いですね。
ときめきの伝播──天王寺璃奈と宮下愛
せつ菜のステージを見ている生徒たちの中に、今までずっと本筋の脇でのほほんとほっこりエピソードを展開していたふたり組がいました。
盛り上がって拍手をしている愛さんの隣で、璃奈はじっと見入るように屋上を見上げています。
ここでスクスタの話を少しします。セリフの引用があるので若干ネタバレ注意。
璃奈ちゃんのキズナエピソード(スクスタでメンバーとの絆レベルを一定まで上げると解放されるやつ)3話で、こんなものがあります。
同好会に入ったものの、スクールアイドルになりたてで、まだどういうものかもよく分かっていない璃奈。
ある休日「あなた」に誘われてとあるイベント会場へ向かいます。
それはスクールアイドルのライブイベントで、トップバッターはせつ菜でした。
会場の一体感、ステージや客席から伝わってくる感情のうねりに圧倒されながら、歌と声援との間に生まれる心のやり取りに、璃奈は強く感動します。
このエピソードの終盤で、璃奈と「あなた」との下記のような会話がありました。
璃奈 「私も、こんなふうにたくさんの人と心を伝え合いたい」
あなた「できるよ、璃奈ちゃんなら」
璃奈 「ほんと? ほんとにできるかな?」
あなた「もちろん。だって……忘れちゃったの? 璃奈ちゃんだって、スクールアイドルなんだよ!」
アニメの璃奈は、まだスクールアイドルではありません。
けれど、侑の伝えた感情に応えるせつ菜のステージを、彼女は確かに目にしました。
まだ表情で人とコミュニケーションをとることがぎこちなさそうな(1話の歩夢と侑とのくだりで示唆されています)彼女が、この光景を目にした後にどういった行動をとるのか。
今から加入回が楽しみです。
【10/19追記】なぜピアノ?──見えるようで見えない気のする高咲侑
序盤、菜々が音楽室の前を通りかかると、ピアノの音が聞こえてきます。
中にいたのは侑。鼻歌で「CHASE!」のワンフレーズを歌いながら、一音ずつ、人差し指だけでポツポツと弾いていました。
(ところでここってたぶん同曲の「悩んだら君の手を握ろう」のところで、そうだとしたらそこに菜々が来て……エキサイトした侑が菜々の手を握るくだりが……あるということに……?)
菜々に音楽室の無断使用を指摘されて謝り、続けて、言い訳でも弁解でもなさそうな説明をします。
「ちょっと弾いてみたくなっちゃって。でも、初めてだと全然ダメですね」
この「初めて」って、どこにかかってるんでしょうか。
ピアノを弾くことなのか、ピアノで「この曲を」弾くことなのか。
前者はちょっと引っ掛かりがあります。
もし侑に音楽経験がまったく無いとすれば、いくら好きだからと言って推しの曲を「ちょっと弾いてみたくなる」なんてことあるのでしょうか。
鼻歌は分かりますが、ピアノで弾く発想は普通出てこなさそうな気がします。中にはそういう人もいるのかもしれませんが、だとしてもやや変わっていることは否めません。
おまけに侑の前には楽譜もなければ、メモや音源を流すスマホもなく、恐らく耳コピで弾いていたことになります。
弾き方は人差し指だけで本格的なものではありませんが、経験なしでこういうことをする発想が出るのでしょうか。
さらに「全然ダメですね」の直後、間をおかずにすぐさま話を切り替えていました。
オタク特有の早口でまくしたてるため、同類を見つけたテンションブチあがり状態という可能性も結構ありそうですが、結局上述の行動の不自然さはなくなりません。
妄想の域を出ませんが、侑はもしかすると音楽経験者で、それにまつわる夢や目標の類でなにかしら、ごく普通の人生にでも転がっているような挫折の経験があるのかもしれないな、と思うなどしました。
歩夢が今のところ何も触れないのは、まだ音源に関する必要性が出てきていないのと、例えば侑が部屋にピアノを置かず、進学先も普通科にしているという具合に、スッパリ綺麗に辞めているからなのかな、とも。
ただオタクの行動力や愛の示し方は時折おかしいので、唐突にピアノを弾き始めたとか言われても「まあ……推しへの愛を持て余したらそういうこともあり得るか……」で済んでしまいそう。
現段階ではなんとも言えませんが、あれこれ妄想するのが楽しいです。
【10/19追記】
どうやらこのシーン、侑は#を弾けずフラット1つだけで弾いているようですね(半音ずれることになる)。
また上述の部分を指摘しているツイートにおいて「初心者には難しい」と言及があったので、侑は経験者でなくおそらく初心者ということになりそうです。
……本当に愛の示し方が変わってただけかい!!!
トランクにしまわれた「大好き」──まだ残る菜々の懸念
母親とのシーン周辺でどことなく示唆されているように思えます。
トランクの中にスクールアイドルの衣装──自身の「大好き」の象徴とも言えるもの──をしまい込む菜々。
母親に部屋の扉をノックされると、慌ててトランクをしまい、クローゼットの扉を閉めて机に向き直ります。
これだけだと勉強をサボっていることを誤魔化してるだけにも思えますが、漫画やラノベの類まで隠しているのが気になります。
家庭において、勉強のサボりがばれて親に怒られること自体はあるかもしれませんが、勉強中に読んでるとかじゃなければ本棚に並べている方が自然なはずです。禁止でもされていなければ。
「期待されるのは嫌いじゃなかったけど、ひとつくらい、自分の大好きなこともやってみたかった」
これは序盤のモノローグですが、スクールアイドルのことを「ひとつくらい」と言っていることと、漫画やラノベ、ゲームや缶バッジをしまい込んでいるところ。
菜々がせつ菜でい続けるためには、どうやらまだ壁がありそうです。
ほか、ここすきポイントなど雑記
・生徒会役員の皆さん
ソファーとローテーブルにノートパソコンという肩と腰を破壊する作業環境で、ミッチミチに座りながら作業をしている皆さん。
上手側のソファの3年生、明らかに双子では? 流しそうめん同好会といいちょくちょくモブキャラの要素が濃くて好きです。
・菜々のゲームの量すごくない?
上述のトランクの中身、ゲームの本数すごかったですね。そして見た目的にたぶんVitaのソフトっぽいのがまた良いです。
ゲームが禁止されていたり、時間が制限されていたりするとき、親にこっそり隠れてできるのはスマホかPCか携帯機のゲームでしょう。
あのパッケージがずらっと並んでいる光景は、菜々の置かれている家庭の状況と、押し込めている大好きなものがたくさんあるのだという彼女の状況とを端的に表しているもののように受け止められます。
ところでラブライブ……Vitaソフト……何かを思い出すような…………。
・前回の名探偵果林劇場にかすみが呼ばれてなかった理由
前話の感想でなんか長々言ってたんですが考えすぎでした!!! かすみんが気付いてなかっただけかい!!!
予想を派手に外しても盛大に「考えすぎかーい!!」と楽しめます。これだから邪推と妄想はやめられません。
むしろ連絡しても全然気づかない相手に対して、あのクソデカな学校中を探してくれたメンバーがいい人たちすぎます。
ビッグサイトの中、スマホなしでどこにいるかも分からないし見当もつかない相手を見つけ出すのも無茶ですし、そもそもこのときかすみたちは敷地内にいません。そりゃあ無理。
ただこれよりも前、「エマ先輩も彼方先輩も連絡がつかない」と言っていたときにはかすみはスマホを確認していたはずで、このときに先輩サイドが音信不通だった理由はわかっていない気がします。
考えても分からないので、なんか色々バタバタしてて気づかなかった説か月末通信量限界説を推しておきます。
・大好き同士の衝突と成長──気付きを経た中須かすみの視点
後半、「せつ菜を同好会に呼び戻すべきか」と問われたとき、
「前の繰り返しになるのは嫌ですけど、きっと、そうじゃないやりかたもあるはずで」
「それを見つけるには、かすみんとぜんぜん違うせつ菜先輩がいてくれないと、ダメなんだと思うんです!」
前話にて、歩夢やせつ菜との「違い」を知り、それぞれがそれぞれのまま一緒にいられる場所を作りたいと願うようになったかすみ。
むしろ違うからこそその視点が必要なんだ、という気づきは、2話の段階から更に一歩進んだ位置にあるものだと思います。
これは、ふたりがぶつからなければどちらかが(あるいは事を波立てはしないが、ほかの3人の誰かも)気持ちを押し殺し続け、見つけられることのなかった発見なのかもしれません。
仮にグループが成立したとしても黙殺される何かがあり続けたかもしれません。
もちろん、この出来事を通じてかすみもせつ菜も痛みを受けました。
けれどその先に見える、やりたいことをそのままやれる居場所の可能性は、衝突が起きたが故に生まれたものなのでしょう。
あと細かいところだとこのせつ菜の呼び戻しについて、
スクールアイドル好きのエマは「せつ菜はすごく素敵なスクールアイドルだし、休止の原因は自分たちの力不足もある」。
溺愛している妹のいる彼方は「エマと自分はお姉さんなのに、みんなを引っ張ってあげられなかった(エマと彼方は実際に姉であり、最高学年でもある)」。
演劇部としても舞台に立つしずくは「今までみんなでステージに立ちたくて練習してきて、せつ菜抜きなんてありえない」。
と、こういうところにもそれぞれに個性が出ててとても好きです。
・愛さんの所属学科どこ!? → アニメのグッズの学生証でようやく判明
実は宮下愛さん、スクスタでただひとり所属学科が明言されていませんでした(2020年10月17日現在)。
分かっていたのは理数系選択であること、情報処理学科の璃奈ちゃんと前から知り合いだったこと、璃奈ちゃんと一緒にサイトを作れる知識と技術があること、と断片的なものです。
スクスタの「あなた」は音楽科、アニメの侑は普通科です。他の同好会メンバーは(現段階でわかる範囲では)特に学科の変更はありません。
菜々が「人に話しかけるとき絶対に所属学科と学年とフルネームを言ってくる」という超怖いコミュニケーション手段を取ってくる子だったので、もしかしたらワンチャン……? と思っていたのですが。
「情報処理学科1年、天王寺璃奈さん」
璃奈ちゃんには触れたのに愛さんにノータッチ! どうしてですか生徒会長!! これじゃあ学科が分からない!!!
と、ここまでがさっきまで書いていた文章ですが(色んな項を反復横飛びして書いてる)、この直後に所属学科が判明したことをTwitterで教えていただきました。
このページの下のところ、BD購入特典でランダムでもらえる学生証に、メンバーの所属学科が書いてあります。
愛さんは「情報処理学科」だそうです。
今まで出ていた要素としても噛み合いますし、それなら学科つながりで璃奈ちゃんと既知の仲なのも説得力がありますね。
なぜスクスタで明言されなかったのかは謎ですが、非常〜〜〜にスッキリしました。
虹ヶ咲学園七不思議(七は便宜的に用いる仮の数字とする)の一つを解決してもらえたような気分です。
以上、3話を見た直後のオタクの感想です。
今回せつ菜が戻り、旧同好会メンバーも一緒に加わったことで、一気に2+1から6+1人の7人となりました。
これで各学年2人ずつスクールアイドルがいることになります(侑はサポート希望なので除いてます)。
アニメが始まる前は部員集めのパートが結構続くかと思ったのですが、かなり早めの段階で同好会が再始動しましたね。
見ててめちゃめちゃ気持ちいいスピードです。
いやすごい、すごく良かったです。最後のせつ菜の、
「今の私は、優木せつ菜ですよ!」
「見つかる前に、退散しましょーう!」
が良すぎで胸がグーーーーッとなりました。
そうですね……生徒会長中川菜々ではない姿を取り戻せたから、そう在れる居場所に戻ってこられたから、やんちゃをして逃げるというワンパクムーブをすることができる……。
上述の通りおそらくまだ彼女が超えないといけない壁はあるのですが、それでも彼女が自分のワガママを叶えられる場所が生まれたというのが最高でもう……もう……良かった……という感じです。
みんなとても楽しそうなのに見ているこっちは涙腺が緩みそうになります。
そういえばの話。
前話放映後、いろんな方の感想を見て知ったのですが、次回予告で出るタイトルの文字色が担当回の子のメンバーカラーに対応してるんですね。細かいとこまですごい……。
次回は「未知のミチ」。どうやら運動部の助っ人もこなす運動神経抜群のコミュ強、情報処理学科の笑顔の素敵な金髪の子が担当のようです。
カットを見るに既に練習着のようなものを着ていますが、これは加入後のエピソードなのか、あるいは何らかの事情で助っ人に入ったときのものなのかが気になるところです。
いや〜〜〜毎週振り返り放送があったり、今週からラジオアニガサキ(通称幼なじみラジオ)が始まったり、コンテンツがドバッと増えて楽しいです!!!
でも土曜までの体感時間は相変わらず長くて、時の流れの緩急がすごい。
来週もめちゃくちゃ楽しみです!!!
(今のところ3週連続で書いていますが、毎話感想を書くことは多分しません。自分で義務にして楽しさに制限をかけたくない、というのが理由です。
感情が昂って、書きたいと思って、書く時間が確保できたら、またそのときは感想を書くと思います。)